保健室の牛乳センセイ(2020.11.5)
私は困ったことや悩み事があると、「保健室の牛乳センセイ」にSOSを発信する。
牛乳センセイは、女性ドクター(年齢非公表)である。
牛乳センセイは青春系のお悩みにつよい。
性の悩み、恋の悩み、中二病的な世界への呪詛・・・
センセイはなんでも受け止めて、辛口の返答と、最後に「ぎゅーにゅーを飲みなさい!」と言ってくれるのだ。
牛乳センセイに相談すると心が軽くなり、さらにホットミルクを飲みたくなる。
え、なんか聞いたことある・・・と思った方は黙って「牛乳に相談だ♪」で検索してください(笑)
中央酪農会議
https://www.dairy.co.jp/dairydata/voice/vol30/v30-6.html
▼アップしようとしていた記事がヤバイ
私が最初に書いた記事が以下である。
暗い・・・暗すぎる・・・
不健康の塊だ・・・マチガイなく3日後には黒歴史である。
(私が昨日書いた記事)
ざわざわ
https://note.com/iincho/n/nf3df155d0dda
で、さすがに私は「これはまずい」「読んだ人が病気になるくらい暗い」と思い、久しぶりに牛乳センセイの保健室のドアをノックした。
なお、牛乳センセイは基本オンライン(電話)専門であるが、気分ね気分。
▼あらあ、どしたの? 牛乳のむ?
センセイはいくぶん、「YOU」っぽくなっていた。
女性タレントで「ねほりんぱほりん」「セブンルール」などでおなじみの「YOU」である。
ここからは、YOUがスナックのママになったらきっとこう、というイメージで、読んでいただきたい。
私は現在の心境を30分ほどかけて話した。
内容はアップしようとしていた記事そのままである。暗い。
聞き終わると先生はおもむろに、
「はーい。じゃ、今から処方箋出すから、よく聞いてねー」
と言って、本当に処方箋を出した!
▼いきなり処方箋!
一、部屋の温度が適温でない。
室温は暑すぎず寒すぎず適度に調節すべし。
一、秋冬は自分が思ってるのより一枚多く着なさい!
ズバリあなたは今寒い。
一、シーツとパジャマを気持ちいいやつにする。
ストレスなく眠ること。
一、原因はメンタルではない。
体調である。
腹いっぱい食って、夜は早く寝て、
ぼーーーーーーーーーっとしな。
一、体調が悪い自分を責めない。
体調というものは悪くなったり良くなったりするものである。
・・・・・・・・目からウロコでした・・・・・・・・・。
▼あふれ出る牛乳センセイの名言
私は、もちろんなんだか具合が悪いことをうすうすはわかっていたのだが、「なぜ具合が悪いのか? 私は元気でいられないのか? 運動嫌いだからだ。節制できてないせいだ。意思が弱いから。トシとったからだ。きっともうすぐ更年期なんだ!!!」と自分で原因を追及し、責め続けていた・・・ことに気づかされた。
「あのねぇ」
とセンセイは言う。
「体調はね、悪くなるもんなの。
というか、人間は自然だから。
大自然の一部だから!」
「大自然(体調)を人間がコントロールできるというのは傲慢です!」
「体調なんて、長い人生の中で、通算1年や2年悪くなるものです!」
「荒れ狂う海に向かって、『なぜ荒れてるんだ!』と文句言わないでしょ」
(私、わりとそういうタイプだな)
「悪いことをしたから病気になるわけじゃない。
オーガニックな生活してたって病気になるときはなる」
(一理あるな・・・)
「友達がガンになったとして『なんでガンにかかったの!』ってあなた怒らないでしょ」
(怒らないです!)
「でもアナタはそれを自分に対してやってるの」
(うっ)
「それは自分への虐待です! 反省は体調が良くなってからすればいいの」
(ズキュウウゥゥゥンン・・・!)
名言過ぎて打ちのめされること10分ほど。
私はおもむろに電氣ストウブを点けたのであった。
「もう、温度計買って室温を20度に保ちなさい!」
はいセンセイ!
▼アウトプット、重要
私の気分はだいぶ軽くなった。
実は、私、「こんなことで相談しても仕方ないかな・・・」と思っており、ちょっと我慢していたのだった。
でも我慢するうちに、一日中そのことに脳が支配され、しまいに「なんかメンタルの調子が・・・」とまで思い込んでいたのである。
でも、話してみたら、ものの1時間くらいで、気分がちょっと上向きになり、解決方法(エアコンをつける、休む、腹いっぱい食う、寝る)も見つかったのである。メンタルじゃねえし!!!
「メンタルの病気を疑う前にね、まず物理的にできるところから体調を整えるんだよ。それでも治らないときは病院だから」
とセンセイ。
一人で考えるとロクなことがないと改めて思ったのだった。
ていうか、理由がアホすぎる。。。でもね、一人でずっといると、誰も突っ込んでくれないんですよ!! 「寒いならエアコンつけたら?」って!!!! コワイネー。
▼一人に一人ずつ、牛乳センセイ
みなさんは、かかりつけの牛乳センセイはいますか?
このYOU似の牛乳センセイは私だけのセンセイである。
正体は学生時代からの友人だ。
むかし、彼女が療養中だった時は、私の方が悩みを聞いていたこともあった。
「そのとき元気な方が、元気じゃない方の話を聞けばいいんだよね」
というかんじで、付き合いが続いている。
両方とも元気な時はそれぞれの「推し」の話で盛り上がる。
友達はカウンセラー。そしてお互いにカウンセラーになれる。
みなさんにもいると思うし、
みなさんもなれます!
まずは、SOSを発信すること。
「早期発見、早期に対応」が、いちばんみんなが幸せです。
悩みを話す相手は選んで(座間の事件もあるので、闇に利用されないように!)でも、恐れず。
「ごめん、ちょっとだけ聞いてもらえないかな?」
これでいいじゃない。
だって友達だもの。
牛乳センセイ、いつもありがとう!