また会えたら
ふわふわした雲をどうにか一掴み、と思ったのだけれどすり抜けて触れない
「清らかな人」でないと、なんてどうか笑わせないで欲しい、てか笑えないし
最近笑えることが多かったのは逃げていたからなのかも
私まだまだ優しくなれないな
喉が渇いたら水を飲む、くらいのことなのに
どうして当たり前にできないんだろう、不思議だね
あなたが一生気付かなければ、私こんなに焦らないんだよ
綺麗なものを汚す瞬間はなにか自分の中に残るもので
今回私の中に残ったのは罪悪感だった
汚してしまった後に汚さなきゃ良かったーとか
今更何を言っても遅すぎる
長い坂を必死に走って登ってみたけど
日頃運動をしない私は真ん中までも行けなかった
それが悔しくて、でも頑張れなくて
なんだか坂を下るのも癪だったから
そのまま横の森に突っ込んだ
私迷子になっちゃった、早く助けに来て欲しい
私の紡ぐ言葉にきっと輝きなんてない
所詮人の真似事、あなたの二番煎じ
それでも私文章が好き
だからこうやって泣きながら書くの
どうか誰かが読んでくれますようにって祈るの
私は何色になりたいんだろうって
結構ずっと考えてるけど未だに分からない
私が本当に好きな色ってなんなんだろう
自分のこと、自分がいちばんよく分からない
なんで天使になりたいのかも、もう分かんないや
柔らかい風、愛の木漏れ日、全部全部優しくて
私にはなんだか痛かった
だからどうにか遠ざけようと思ったけど
全部上手くいかない、ごめんね
あなたに貰った言葉たち
謝られた記憶と温かい腕
たまに冷たい夜が続いたって、良かったの
気付かない日々が1番幸せだった
たまに月明かりに照らされて
私の足跡を見つけに来てね
あなたが追いついてくれるようにゆっくり歩くから
早く私を攫いに来て、あの日みたいに
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