水嵩
ぷかぷか浮かんでいようと思ってた海
気が付いたら水を吸って重たくなる
どんどん底に沈んでく
でもきっと、底になんてたどり着けなくて
私は浮かぶことも出来ないまま
吸い込まれるようにひとつになっていく
私、もうひとりぼっちじゃないのかも
気が付けば周りに誰もいないことが多かった
誰かの為、のはずなのに
そのうちただ藻掻くだけになって
簡単に世の中に絶望してしまう
そんな自分のこと、私が1番好きになれなかった
私がもっと優しく出来てたら、なんて、ね
生きてるだけで疲弊していく
疲れるようなこと、何にもしてないのに
なのに褒められたいなんて思うから
私はずっと何かを求めちゃう
今度こそ、に期待をして
この祈りが届く日まで
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