前回、Stable Dffusionに頼んでみた「令和の美人画」を、同じプロンプトでGoogleのImage FXに頼んでみました。
そうしたらNG出まくりで全然描いてもらえませんでした。チャレンジャーな方々と「Googleのエロ規制」との戦いなのでしょうか。けれど、「令和の美人画」って、エロ要素あるか?Googleさん厳しすぎません?
けれど、画像生成AIのことって、私、よく知らないんです。
誰に訊ねればよいのでしょう?
そんな時こそChat GPT「結局AIかい!」
(質問)無料で使用できる画像生成AIで、Web上で利用できるものを教えてください。
あっという間に教えてくれた。お前凄いな。
Microsoftアカウントを持っているので、Microsoft Bing Image Creatorを試してみました。プロンプトは、Stable Diffusionと同じです。
アマガエル姉さんは出てこないぞ。
例によって「キャミソール」に変えてみました。
却下されました。
そよ風を吹かせてみます。これもStable Diffusionと同じプロンプトです。
18歳より若い感じがするけれど、そよ風は吹いているみたいです。
「背景は海辺」に、「順光」「ソフトトーン」も追加。これも前回と同じ。
Googleさん、厳しくしすぎて大丈夫ですか?MSさん、ここまで来てますよ?
「ビキニ」「水着」。これもStable Diffusionと同じ。
キャミソールはNGでも水着はOKとな?
正直申しまして、他社より微妙に優れているような気がしました。
プロンプトを工夫すればもっと、なのでしょうけれど、それは私の本業ではないですし、むしろ「簡単なプロンプトでどこまで生成できるか」に興味があります。
私は「美人画」で試してみましたけれど、この技術、本当のところ一体、何に活用したいのでしょうか?今は試験レベルとしても、採算ベースにのる事業として、何を想定しているのか。
モデルさんなしで広告の写真を作るニーズを狙う、とか、そういうことなのでしょうか?究極的には、写真だけでなく、コピーライティング、デザイン、レイアウトまでAIに生成させて、それもポスター用、Web用複数フォーマット、動画用とか、それも全部AIに任せる、そういう用途を狙って「クリエイターの収入を、生成AI運営会社が総取り」したいのでしょうか?
「いやいやそんな、人間のクリエイションにAIは敵わないよ。雑用をAIに任せて人間はクリエイティブに専念すればよいのだよ」という雰囲気のご意見を拝聴することも、なきにしもあらずですが、私は楽観していません。
お金を払うのは、クリエイターではなくて、発注者。
むしろ「お金の掛かるクリエイティブこそAIに任せて経費爆減」の方が、発注者企業の担当者も経理課長も経営層も、魅力的に感じるのではないでしょうか。雑用こそ安い人件費で雇った雑用係人間に任せた方がいい、という将来も、あり得るのではないでしょうか。
私が「自称写真家」でありながら、「あえて他人が作品にしないようなものばかり撮っている」とか「そんな写真とってどーすんねん?みたいな写真を撮っている」その理由、そろそろご理解いただけましたでしょうか?