2月6日新聞記事~介護保険サービスの第三者相談窓口
介護保険サービスの第三者相談窓口の紹介記事を元に、自分で調べたことや雑感を交えて記事にする。
介護保険利用者やその家族が、利用先の施設などでサービス内容に疑問や苦情がある場合、通常は利用施設へ問い合わせを行う。
しかし、問い合わせしにくい場合や連絡後の対応に納得がいかない場合は、自治体などが準備した第三者機関の窓口を利用できる。
主な窓口は、
①最寄りの地域包括支援センター
②社会福祉協議会
③市町の介護保険担当部署
④都道府県の国民健康保険団体連合会
などがある。
窓口は、介護保険サービス利用時の重要事項説明や契約書に記載されているとのことで、確認をておくと良い。
私は、親族に介護保険サービス利用者がいないので、書類を閲覧する機会がない。まずは、介護施設利用時にお世話になった①の窓口に相談してみるのが良いのではないかと思う。
その他、広島市の場合は
②広島県福祉サービス運営適正化委員会(広島県社会福祉協議会)
③広島市各区厚生部福祉課高齢介護係(各区役所に設置)
④広島県国民健康保険団体連合会
がそれぞれの窓口になるようだ。
ただし、④は「市区町村域を超えるもの」「市区町村では取扱いが困難なもの」「市区町村では利害関係が発生するもの」などが対象となる。
相談内容は、介護サービス全般におよび
①サービス内容について
②利用料などについて
③ケアマネージャー・ケアプランについて
④事業者の内容について
などがある。
(感じたこと)
苦情は3つに区分できるのではないかと考えた。
①説明不足や利用者の家族が思い違いをしている。
②施設側が故意に決められたサービスを行っていない。
③施設側の人手不足で必要なサービスが出来ていない。
①は、説明して理解を得られれば解決する。
②は、取り締まる必要がある。
③は、介護士の急な退職などで、サービスが滞るなどが考えらる。
今後、介護職不足から深刻な問題となることが予想される。
③介護職不足は、施設だけの問題ではなく、社会全体の問題として捉え、地域、国レベルでそれぞれ対処していかないといけない。
介護職不足は、将来の自分に降りかかってくる可能性もある社会的な問題である。
多くの国民が問題を共有し、現状を理解していほしいと思う。