"子ども達のこころと身体を守る"特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
今回はOSUSOパートナーの「特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン」様をご紹介いたします。
■特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンとは
子ども達のこころと身体を守る
新型コロナウイルス感染拡大による失業、貧困の増加、長期間学校閉鎖が続いたことによる影響で、世界では学業から離れた子どもたちが児童婚や児童労働のリスクにさらされています。
しかし、子どもは国の未来・ 国の基礎であり、子どもがどのような教育を受け、どのような環境で成長するかで、その国の未来が変わります。
グッドネーバーズ・ジャパン様は、「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会を実現すること」をビジョンに掲げて、国際協力事業に賛同する法人と共に、世界中の子ども達に向けた支援活動に取り組まれています。
団体概要
活動カテゴリー:子供の貧困・教育、国際協力、緊急・復興支援
設立年度:2004年
SDGs項目:
1.貧困をなくそう 2.飢餓をゼロに 3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を
16.平和と公正をすべての人に 17.パートナーシップで目標を達成しよう
公式ホームページ:https://www.gnjp.org/
ストーリー(活動の経緯)
2004年 大阪でグッドネーバーズ・ジャパン設立
グッドネーバーズ・ジャパンは、国際NGOグッドネーバーズの日本の姉妹団体として大阪で設立。
2011年 東日本大震災で初めて国内で支援活動を実施
発災から3日後にレンタカーで被災地へ。途中で支援物資を調達し、岩手県で活動を開始。大槌町に拠点を置き、清掃ボランティアの派遣や復興イベント、アートセラピー、仮設住宅の支援を実施。
2017年 国内の貧困問題も見逃せない
2017年9月より、新たに国内の子どもの貧困対策への取り組みとして、ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」の無料配布を開始。
2021年 支援者が1万人を超える
2021年より、継続的な寄付でグッドごはんの活動を支える「国内子どもスポンサー」の募集を開始。これまでの海外を対象にした「海外子どもスポンサー」と合わせ、継続支援者の合計が1万人を超える。
■活動内容
ポイント1:教育が貧困のサイクルを断ち切る
グッドネーバーズは、アジア・アフリカ・中南米など世界約40カ国以上で活動しています。グッドネーバーズ・ジャパンはその内、アジア・アフリカの7ヵ国を支援しています。
私達は教育や医療など、世界が抱える様々な課題に多角的に取り組むことで、途上国の子ども達の環境を改善し、貧困の連鎖から抜け出すことができるよう支援しています。
ポイント2:食べることは、お腹もこころも満たす
厚生労働省「2019年国民生活基礎調査」によると、ひとり親世帯の子どもの約2人にひとりが相対的貧困の状態です。
私たちはひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」を通して、継続的に食品の無料配付を行うことで、子どもの健やかな成長を支えています。
参照:2019年国民生活基礎調査|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/14.pdf
ポイント3:被災者へ、1日も早い日常を
災害により「当たり前の生活」を奪われる辛さを、日本に住む私たちはよく知っています。
グッドネーバーズ・ジャパンは、東日本大震災や海外で発生したさまざまな災害において、緊急支援を実施してきた経験を活かし、災害や感染症・紛争などにより、被害を受けた人々の力になれるよう活動しています。
■今後のビジョンと活動内容
質の高い教育は、発展途上国が自立するためになくてはならないものです。子ども達が教育を受け、地域の明るい未来を築くことができるよう、学校や図書館の建設・運営、教師対象の研修など教育の質を高めるための活動を行っています。
加えて、国内でも食を通して子どもたちの成長の支援や、災害発生時への素早い対応や復興支援など、誰もが人間らしい生活を送ることのできる社会を目指して参ります。
人は、経済的・物理的充足だけでは幸せを感じることはできず、周りの人々の幸せがあってこそ自分も幸福だと感じる生き物だそうです。だから人々はお互い助け合わずにはいられないのではないでしょうか。
一緒に目指しましょう。世界中の子ども達が笑顔で暮らせる未来を。