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自分の機嫌は自分でしか取れないからモンキー・D・ルフィになれ

誰しもが人生生きているうちに5兆回は感じる「もやっ」「むかっ」という感情。皆さんはどのように脳内で処理をしていますか。

私は基本的に「ルフィ法」という独自の方法でなんとかしている。なんだコイツ…と思う人も多いと思うが本気でオススメできる。

イライラする理由/悪口が楽しい理由

大体、嫌なことを言われてムカつくと思うのは「自分の意見や考えを否定されたり、相反することを言われたり指摘された」という場合が非常に多い。もうそれはそもそもの生い立ちや性格が違うのだからいくら言われたところでよっぽどのど正論(犯罪など)でない限り一生納得できないと思う。

ここでただ謝って裏でコソコソと仲のいい同僚や友達に愚痴を言うのは少し意地が悪い気がしてしまう。でもこの世で大体話が分かる友人なんて趣味が合うというよりは「地雷が一緒」なんてことの方が多いのではないだろうか。結局人という生き物は同じ敵を見つけた時が一番輝いているので。もう、この世の人間なんてそんなものなのである。大人になるとみんな等しく平等に腐っているのだ。地雷を一緒に叩いているのが一番楽しい。終わってる。

「ルフィ法」とは

話は戻るが「ルフィ法」とは何かについて説明する。簡単にいうと、

心にモンキー・D・ルフィを飼うこと、ただそれだけ。

モンキー・D・ルフィといえばあのジャンプの人気漫画ONEPIECEの主人公であるが、イライラした時こそルフィなのだ。何も「大きな声を出せ!」「1番を目指せ!」「力でねじ伏せろ!」とかそんなことを言っているわけではない。

これは「自分が悪いかどうかの判断を心の中のルフィに決めてもらう」という少しイカれた方法だ。自己肯定感を無理矢理上げる、正しくは自分を正当化したいときにぴったりなのだ。逆にルフィ次第では相手を勝手に悪者にだってできるのだ。ルフィはそもそも海賊で世間一般からすれば圧倒的に悪者なのに、まるで正義のヒーローのような立ち振る舞い…。あくまで心の中で抑えておくのが一番のポイント。

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心の中ではこう思っていても

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とりあえず謝る。心の中の声なんてどうだっていいのだ「大変申し訳ございませんでした。」もうこれが言えた時点で私の大勝利である。

ルフィを駆使して自己完結する

謝罪をして相手が正しいと表面上取り繕ったこの後が重要。ある程度のことは心をひろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く持ってその場で自己完結することだ。

社会というものは非常に面倒で「実はさ〜」なんて人に相談したとする。人間は不思議なことに噂や悪口が大好きなので、たった一人にこぼした愚痴や悪口が自分に帰ってくるのだ。自分が悪口を言っているとき、相手もまた自分の悪口を言っているのである。

正直キリがない。人によっては「悪口を言われてもいいから悪口を言いたい!」という人もいると思うし、気持ちはよく分かる。しかし、人にはいい所悪い所がある。だから私は「コイツの事嫌いだ!」とはなれない。だから私は「人に嫌われたくない」というタイプ。ルフィとは全然違うのだ。

ルフィはある程度、本能的に嫌いなタイプが分かるのだと思う。羨ましい限りだ。しかし、どんな人でも苦手な人やどうしても性格の合わない人と関わらなければいけないのが現実。嫌いだ思ってもゴムゴムの銃乱打ガトリングができないのが現実。

自分の中で「この人嫌いだ!」とルフィに言ってもらい、自己完結で済ませておくのが一番なのだ。それでもどうしても吐き出したい時はムカつく相手を嫌っている人ではなく、あくまで中立の立場で話を聞いてくれる人に相談するのがいいと思う。

でも実際ルフィみたいな人って

結構敬遠されない?確かに感情ひとつで物事が変わってしまいそうで少し友達とかにはしたくないかもしれない。

しかし、ルフィは自己分析がメチャクチャにうまいのだ。できないことはできない、自分の弱点を仲間には打ち明ける。それができるのが彼のいいところ。そして他人はあくまで他人というのを理解している。だから麦わらの一味は全員が海賊王を目指しているわけでもない。

それでいいのだ。友達や会社の上司を盲信して全肯定することはないのだ。しかし、時と場合によっては意見の相違を伝えてはいけないシーンというのが残念ながらある。だから、自分を見つめてくれるのはルフィがちょうどいい。

大体の社会で必要なのは「馴れ合い」

私は毎日毎日このようにして逃げの姿勢を見せています。実際ルフィに顔なんて合わせたらぶっとばされそうですが、いつかは自分自身から逃げずまっすぐ新たな道を切り開けますように…。魔除けとしてこの記事を残しておきます。つまらない事ばかりに気を取られずイキイキしたい。

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