きちんと 知っておきたい 相続のルールが変わる! ~2018年の改正民法について~
2018年に大きな変更が可決された相続・贈与に関する民法。いざというときに備えるために、変わった点を確認していきましょう。
現在、日本の民法は大きな過渡期にあります。2018年に民法改正の法案が可決され、2020年の7月までに徐々に施行されています。
この改正でとくに大きく変わるのが、相続に関する法令です。
これまでの法体制は、家庭裁判所や各家庭の現状に合わないものがあまりに多く、トラブルの原因にもなっていました。
その改善を図ったのが今回の改正です。
具体的には「配偶者 による住宅の相続」「遺言書の 作成・保管|「預金の仮払い」「法定相続人以外の寄与」に関する制度が変更されたことが大きなポイントです。
まずはこれらを中心に、10年ぶりの民法改正について確認していきましょう。
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