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【金曜:本の話⑤】4,5月に読んだ本のこと
こんにちは、アスカです。
関西では大和川が氾濫危険水位に達しているそうで、浸水被害がすでに出ている様子。
流された方もおられるとのニュースが入ってきています。
線状降水帯が発生し、6月一か月分を超える量の雨が降ったところもあるようですし、
東海道新幹線も運転見合わせ。金曜の夕方に、あまりにも気の毒だ。。
梅雨といえばしとしと降るものだったのが、
いつのまにやら集中豪雨が毎年のように発生するようになってしまいましたね…。
被害が少しでも小さく済むことを祈っております。
私はありがたいことに環境的にはまったく安全なのですが、
仕事の方がもはや胃に来るレベルになっておりまして、
よって本日も感想文は繰り越しいたしまして、
4,5月に読んだ本の記録を簡単にしようかと思います。
<4月:大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる>
タイトル:大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる
著者:小原 雅弘
発行年:2021年1月
発行:KADOKAWA
本当はこういうのって、
教養のなさに漬け込まれてまんまと載せられている…とは…わかっているのですが…。
私は大学で国際政治学を専攻したのですが、
国際政治学とか銘打った講義を取ってみたら教授の本買わされて感想のレポート書かされて、講義内容も日米同盟の話しかせんわで、
基礎理論をしっかりやった記憶がほとんど残っていません。
わずかに資料は手元に残っているのですが。
大学の頃は、高校時代の躁状態を抜けて鬱の手前くらいにいた時期だったため、時を過ごすのに精いっぱいだったのだなといまにして思いますが、
学術的にあまりに薄っぺらい大学生活を送ってしまった後悔から購入しました(笑)
著者は東大の教授さんですが、元外交官の方ということで、ガチガチにお勉強! という感じとは少し違う、わかりやすい内容の本だったなと思います。
ざっくりとした記載に留めているのだと思いますが、
さらっと読む入門書にはいいのかなあって。
どうでもいいけど、
こんな本読んでる女にゃ近づきたくないって思われるんだろうな、と思いながら読んでました。
でも、恋愛小説読んでるより楽しいのだもの。
勉強にもなりました。
<5月:三酔人経綸問答>
タイトル:三酔人経綸問答(さんすいじんけいりんもんどう)
著者:中江兆民
発行年:1965年3月(中江兆民による原典は1887年)
発行:岩波書店
元は明治時代の思想家・政治家である中江兆民の著作を、
戦後に学者さんが現代風に訳してくださったものです。
4月に読んだ国際政治の本の中で紹介されていた本で、
実は数年前に一度読んでいて、ずっと手元に置いていたものを再度読んだ形です。
改めて中江兆民のすごさを感じ、また名訳が大変ありがたい本でした。
原典はほぼ漢文(ゆえに、訳者先生方は「せっかく良本なのに、言葉が難解で若い人が読まないとなるともったいない」と3年かけて現代語訳されたそう)なので、
この先生方が訳してくださらなければ、私はこの本を読めなかった。
先生方のお墓を、菓子折り持ってお尋ねしたい。
わりと本気でそう思っています(笑)
詳しい感想はまた別の機会に記事を作りたいです。
やっぱり恋愛小説読んでるより楽しかtt(略
<これから読みたい本・読む予定の本>
ついでにこれから読む予定の本メモ。
・戦記(トゥキディデス)
・蹇蹇録(陸奥宗光)
・花の子ども(オイズル・アーヴァ・オウラブスドッティル)
女性らしい(時代錯誤)本を読めと自分に言いたくもありますが、
限られた時間使うなら楽しいもの見ていたいですもの。
特に上二つは一年かけての課題図書…ってもう6月やっちゅうねん!
月に最低一冊は読むのを目標にしていますので、
頑張ります。
それでは、元気に本を読み感想を書き創作をするために、
今日は早く休みます。
人生の本番は休日にある! …たぶん。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2023年6月2日
アスカ