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いいねシステムがないマッチングアプリ knewを使ってみた

5年彼氏がいない

彼氏が欲しい、欲しくないは自分でもわからなくなってきたが同居人は欲しい、ので恋活をすることにした(同居人は彼氏だけではないと思うのでシェアハウスも検討中)

かといって今のご時世では合コンは難しい

マッチングアプリは以前やっていたものの
商品棚に陳列されたにもかかわらず
いつまでも売れ残る商品の気分を味わうため舞い戻りたくはなかった

興味本位で以前、実験をしたことがある

実際の年収を記載した場合
年収を記載しない場合
どちらがいいねがくるのか、結果は後者だった

学歴も
実際の『大学院卒』を記載するよりも
学歴を記載しない方がいいねがくる

現実世界のわたしのがんばりが
やんわりと否定をされているような気持ちになり

実験するんじゃなかったと思いつつも
検索型のマッチングアプリの現実を知れた

ルックスもよくはないので写真映えもしない
いいなと思った人とはマッチできなかったり
自分のいいねの数の少なさに
神経がゆるやかにすり減っていく

続けるのはしんどかった


どうしようかなと思っていたところ
Twitterでknewが流れてきた

顔写真非公開のブラインド型マッチングアプリ

そもそも商品棚に並ばなくていいのだ

バックヤードに保管され
買ってくれそうなお客さんが現れた時にだけ
店員さんが連れ出してくれる

それは気持ちが楽かも知れない

あと
今ならプレリリース版のため男女問わず無料!

の文字にも惹かれてはじめてみたので
レポートをしようと思う

0. knewとは

顔写真やプロフィールなどの情報を公開せずにマッチングする「ブラインドマッチ」方式を採用しており、
運営が相手を厳選してリコメンドし、ビデオチャットで初めてお互いの顔を見ることになる。
 
ビデオチャット終了後に感想を入力し、お互いの意向がマッチすれば連絡先を交換し、次回の約束をする流れ。

感想をもとに、より自分に合う相手を紹介してくれるので、繰り返し利用することで理想の出会いへと近づいていくというシステムでアプリではなくブラウザを利用する。

1. 登録してみる!

『さっそく使ってみる』から入り
電話番号を入力するとコードが送られてきて入力

年収、学歴、身長など
マッチングアプリで入力する項目を入れていく
(任意で学校名や会社名も入力可能)

knewさん側にてユーザーの顔を見てお互いに好みの顔かを判断するために顔写真も送付する

その後、希望条件を入力していく

恋愛対象
年齢
年収
身長
学歴
休日
(自分の居住地からの)距離
結婚歴
結婚願望
子供
飲酒
喫煙
家事育児
趣味

よくある内容だが
最後に他のマッチングアプリと違う設問が出る

『なにを最も重視しますか?』


急に聞かれたら答えられない

わたしは
異性に対して何を最重要視しているのだろうか

仲良くなる友人を思い出しても千差万別

悩みに悩んで
趣味、学歴、年収とした

趣味が似ている→共通の話題がある
学歴→バックグラウンドが似ている
年収→金銭感覚が似ている

一緒に暮らしていくを目的にするとこうなるかな〜という算段で、素直な気持ちだった
何度も変更可能なのでまた変わったら変えていこうと思う

ここまで入力が終わると審査が始まるので待機


2. ビデオ通話までのみちのり


翌日、審査通過の連絡が来た

マイページを開くと
『くわしい質問』が追加されているので
より詳細な自分自身の投影と
相手に対して求めることを入力する


絵柄で自分の雰囲気を選択できるのは
個人的にわかりやすくてよかった

というのも
「あなたは落ち着いていますか?」と聞かれると
初対面の時は大人しい、心を開くと多分騒がしい

この場合は「そうではない」を選択すればいいのか?いやでも常時、騒がしいわけでもないし
はてさて、となるのを避けられる

入力を終えて3日後、knewさんから
『あなたに合いそうな方が見つかりました』
とメールが届いた

開くと48時間以内に返信が必要とのことで
送信日時を見ると
あれ?あと10時間しかない?と焦る

メールアドレスをgmailで登録していたのだが
あまり開かないプロモーション側にメールが分類されていたため気づくのに1日かかってしまった
(来ないなーと思ったらプロモーション見てみてください)

慌ててurlをクリックすると
お相手の年齢と性別
そして属性が単語化されて並んだページに飛ぶ


会社役員、大学卒、職種エンタメ、旅行が好き...


な、なるほど

文字だけでビデオ通話通話したいかを決めるというもなかなか難しい

言葉の並びだけで想像すると
イケイケな人でクラブとかいってそうな...
と自分の偏見が露呈していく


と、とりあえず1回目に会社役員の方は怖い
今回はごめんなさいということでパスをした

(今思えば、偏見など持たず
 30代手前の会社役員なんぞ接点もないし
 通話してみればよかったやんと思っている)


ありがたいことに
ほぼ毎日1人ご紹介いただくなかで
親近感を覚えた方に
ビデオ通話の希望を送り日程調整が始まった

お相手の都合がつきやすい時間帯が表示されるので、それを目安にまずは3日程を選んで、そのあと希望時間帯を入力する

あとは先方が選択をしてくださり日程確定!

さぁこれでビデオ通話を待つのみ
チャットは通話が終わるまで解禁されないので
何もしなくて良いことがわたしの心を軽くした


3. いざ、ビデオ通話

ビデオ通話当日、時間が近づくにつれ、そわそわし始める

理由は2つ

1つは自分がおっちょこちょいなので
通話予定時間を間違えないか不安だった

というのも下記の通り、
当日キャンセルについてはペナルティが発生する

『お相手への連絡なく当日キャンセルをすると、マナーとルールに記載の「ペナルティ2万円」の対象になります。 万が一都合が悪くなった場合は、確定日時の12時間前までに再提案をしてください』

2万円というのが金額、絶妙だなと思った
ドタキャンの抑止力になるちょうど良い金額

旅程を間違えて1日早く飛行機を予約してしまうなど、やらかし常連のわたしにもよいプレッシャーだった
おかげで予定時間を間違えていないか何度も確認をしてしまった笑

2つ目の不安はビデオ通話の短さだ

考えてみれば5分って自己紹介には長くて
複数の会話をするには短い
何を話せばいいのだろう

とりあえずは自己紹介して、で、そのあとは...?

慌てて今日お話しする方の属性を見返す、と
美術館 というワードがある!

ラッキー、今日美術展に行ったばかりなので
その話をしようと決めて心を落ち着かす

初めて営業先に1人でいったときの感覚に似ている


約束の時間になった
震えをおさえながら通話ボタンを押す

真っ白な画面と左上にわたしの顔が映る

5秒経つ、白いまま
10秒経つ、白いまま
30秒経つ、白いまま

だんだん焦りが募り出す
あれ?わたし時間、間違えたかな?

戻りたいけどすれ違ってしまったらどうしよう

とりあえず待つ

と、
男の人の顔が映った

それだけでやってくる安心感

そして右上で5:00の数字が変わり始める

4:59

4:58

慌てて口を開く

「はじめまして」が始まった


会話の内容はさておき
ここで個人的な反省を

ビデオ通話をする場合はスマホではなく
ブラウザ対応なので
インカメがついているPCが良いと思った

スマホで通話していたのだが
出来る限り気をつけていても、
会話をしていると揺れてしまうので、先方は見づらかったと思う


4. ビデオ通話の後は?

気づくと右上の時間が0:10

あと10秒だけど話題の途中や
自動延長なのかなと思っていると

すんと通話が自動で切れ
そしておしゃべりした感想を求められた

感想でお互いが『引き続き会話してみたい』を
選択しない限りはチャットは開かれない

合わない人と出会ったとしても5分で縁が切れる
会っていないから出来ることで
インターネットの強みであるなと感じた


この『感想』は
好奇心旺盛なわたしには興味深かいものだった

引き続き会話をしたいかは勿論のこと

今回お話ししたお相手の方の特徴
清潔感があったか
フォーマルorカジュアルなどを答えていく

わたしが回答をすることで
相手の方のデータベースが構築されていくのだ

そして裏では
相手の方がわたしのデータを入力している
どことなくSFっぽくて、興奮をおぼえた

そして更に
今後紹介する人はいまの人よりも
清潔感がよりあった方がよいのか
よりフォーマルな人がよいのかを答えていく

答えを返していくと
わたしのデータが更新されていく

こうやって情報が蓄積されて
最終的に自分の好みにあうお相手に
マッチできるようになっているのだ

ようやくシステムの全貌が見えた気がした


5. おわりに


恋人ができるかどうかは、
わたし次第なので乞うご期待?

無料でこの体験をできたことに対して
この場を借りて運営の方に御礼申し上げたい
ありがとうございました
(届くかわからないけど...)

近未来感を感じられたので
もし興味がある方はぜひ試してください

knewのレポでした👋


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