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「起業の話とか。偶然にもスモールスタートでした」
こんにちは。IGOcompany-Uです。
特に取り柄があるワケではないのですが、
たまたま大学生の時に覚えた囲碁でご飯を食べてます。
開業届を出してから(給与所得がなくなってから)、あっという間に時間が経ってしまいました。
今日は、そんな起業の話とか、今だったらこうやって進めるのになって思ったことをツラツラと書いてみようと思います。
誰かの参考になったら嬉しいです。
とはいえ、
僕は、某財団法人で囲碁の仕事をしながら自分の教室を立ち上げたり、
レッスンを受けてくれるお客さんとの関係を作ったり、
10年くらいかけて準備(?)をしてきたので、いきなりスタートするのとはちょっと違うかもしれません。
どうにかこうにか、
棋士でもない自分が囲碁でご飯が食べれるようになりました。
拙い文章ですが、思ったことを書き連ねてみようと思いますので、良かったら読んでみて下さい。
①スモールスタートで始めよう!
どの起業の本を読んでも、
最初は「スモールスタートで始めなさい」と書いています。
僕はそういう言葉を知らなかったんですが、
結果的に偶然スモールスタートでした(笑。
スモールスタートって何かっていうと、出来るだけリスクを取らずに、出来ることから小さく始めるってイメージです。
最初にお金をかけると失敗した時のリスクがありますからね。
固定費を抑えるって考え方も同じような感じです。
囲碁の仕事を始めるんだったら、イキナリ設備投資をするんじゃなくて、お客さんを見つけてから指導を始めて、まずはその輪をちょっとずつ広げるようなイメージです。
副業として始めてみてもよいかもしれません。
僕の場合は、友人が囲碁サロンを始めた時に「教室をやってみませんか」と声をかけてもらって、たまたま自分の教室を持つ事になりました。
囲碁サロンを始める場合は、初期投資でも数百万かかっていたと思います。
そんな中「いらっしゃってくれたお客さん×割引の席料(1,080円)」っていう条件で始められたのは幸運だったなと思います。
つまり、お客さんが来なければ僕自身の収入はないワケですが、少なくともマイナスにはなりません(スモールスタート)。
正確には、交通費とか教材費分くらいはマイナスですかね。
もし仮に、毎月〇〇円をサロンに納めるっていう条件で始めていたとしたら、このコロナの状況を考えたりするとオソロシイですよね。
何もしなくても固定費で毎月数万円失うワケです。
➁小さなスタートの後は、横展開を考えよう!
最初に始めた小さな輪を、少しずつ横に広げていくことを考えましょう。
とはいえ、20代の頃に僕は全然そんな意識がなかったので、今思うとモッタイナイ事をしたなぁと後悔していたりします。
週に4つか5つの施設で、15教室くらいしていたのに、その時のツナガリとか、お客さんとの交流を持つとか、積極的にやっていなかったような気がします。
もちろん、仲良くなったお客さんもいますし、今もお世話になっている人もいます。
が、意図的にっていうと、ちょっと利己的に聞こえますが、ツナガリをしっかり持とうって気持ちは小さかったですね。
最初は、ただただ一生懸命囲碁を教えているだけだったんだなぁと。
もちろん、お客さんに合わせた教材を作成したり、喜んでもらえることはなんだろうと考えてたりはしていました。
それが悪いワケではないのですが、今だったら、もっと色々考えれたなって思ったりもします。。。
勤めていて、仕事も教室も沢山あったんでそれに満足してたんでしょうね。
そういう事が出来るようになるから、世の中は早く勤め人を辞めて「起業」をススメているのかもしれません。
あっ、
でも、
大好きな水曜どうでしょうの藤村さんと嬉野さんは、
会社員のままでいろと強く著書の中で言っていました(笑。
まあ、働き方、生き方っていうのは星の数ほどありますからね。
僕のように、目覚まし時計をかけたくない、自然に目を覚ましたい、午前中は働きたくないって思っている人もいるワケです。
で、
という事で、
横展開の意識って全然なかったんですが、これから始める人はしっかりとその事を意識するのが大切だと思います。
僕の場合は、
最初の教室は、木曜日の夜だけで、生徒さんは二人でした。
それをずっとやっていました。
他に仕事があったので、横展開するって発想は乏しかったんです。
広げるまでに数年かかったんですけど、
今だったらもっともっと早く横展開してもよかったかなと思います。
最初は木曜日の夜だけの教室が→木曜日の昼教室→土曜日の交流対局場→棋士の先生をゲストに迎えた第3日曜日のイベント→火曜日のオンラインレッスンなどなど、数年かけてやっと横展開しています。
遅咲きっていうと聞こえはいいですが、特に何も考えてなかったんでしょうね(反省)。
ちなみに、
来週からは月曜日の指導碁会も始めますので(宣伝)、
宜しくお願いします!!
入門教室を始めるにしても、
事業設計について(それなりに)考えるようになりました。
次につながるように、常に何か考えたり試したりする(横展開を考える)姿勢は、本当に大事だと思います。
③SNSは活用しよう!
僕はSNSで告知するのが「何か嫌」だったんですね。
特に理由があったワケではないですけど、そんなに積極的に使っていなかったです。
ちゃんとやっておけば良かったなと思います(笑。
今だったら、
「こういう声をいただきました。」「こういう風にやっています。」
「こんな感じでお客さんに喜んでもらいました。」と発信できることは沢山あります。
指導碁会とか研究会とかのツイートをすることが多いですが、僕の主催する教室や交流対局場では「必ず」入門レッスンも併設しています。その為にインストラクターは2人体制です。今日も2名の方がいらっしゃってくれました。フラっと気軽にいらっしゃっていただければ囲碁を始めることが出来ます! pic.twitter.com/l0TjByHAg6
— USAMI (@sakinohaka0520) May 7, 2022
どんな良いサービスを提供していても、知ってもらえないと始まりません。出来ることは続けていった方が良いと思います。
ただ、個人的な印象ですが、
囲碁の場合は、インフルエンサーみたいなSNSの使い方をせずに、出来るだけ近くの個人とちゃんとつながるのが大切かなと思います。
どういう風にっていうと、難しいんですが。
例えば、
何かの本で、世界一のパン屋と、その街一番のパン屋を目指すとしたらどっちが正解かって例えがありましたけど、
囲碁は後者だと思います。
(大多数に向けてインフルエンサーを目指す人は前者)。
通ってもらえる人たちに、メッセージが届くように意識したいですね。
また、繋がっても紹介できるサービスがないと始まらないので、
こういうことをしてるんですよと堂々と言えるように「ECサイト」を用意するのも重要です。
「ここのオンラインショップを見てみてください」で全て説明できるようになるのは結構大きいです。
④勉強を続けよう!
日本人の大人って、世界でも類をみないくらい「勉強しない」って言われているようです。ソースは不明ですが。。。
昨日も書きましたけど、
僕も、せめて毎週数十局のプロの対局くらいはチェックしようと(今更ながら)決意したトコロです。
例えば、
気になる誰かのnoteの記事を読んでみたり、youtubeを流しっぱなしにしたりなど、簡単なことでも良いと思うので、何かしら続けるのが大切だと思います。
まあ、いろいろと玉石混交の情報が入り乱れているので、そういうのの取捨選択とかは必要だと思いますが。
ブックオフに行ってみれば、自分の為になるかもなって本が数百円で売っているので、
適当に気になった本を読んでみるのも良いと思います。
読書の習慣って大切だと思います。
「しょぼい起業で生きていく」は、ちょうど昨日読み返したトコロです。
⑤一人で全部やらない!
スモールスタートと矛盾するかもしれませんが、一人でやっているトコロには一人分のお客さんしかこないので、
ホンの少しでも友人に手伝ってもらったり、巻き込んだりするのが大切だと思います。その相乗効果は相当なものです。
⑥その他いろいろ(出来ることを全部やる!)
成功の秘訣は(別に僕は成功しているワケじゃないんですが)、
成功するまで頑張るってよく言われていますよね。
失敗を沢山重ねても、死ななければ挑戦し続けれるので、
失敗して失敗して、
気づいたやるべきことを全部やるのが良いと思います。
パッと思いつくことを羅列してみますが、
お客さんからフィードバックをもらう、口コミをお願いする、チラシを作る、複数ホームページを作る、ブログを書く、毎日情報発信する、回数券を導入する、などなど。
細かいことだと、挨拶を気持ちよくとか、お客さんの目を見て「〇〇さん」ってちゃんと名前を呼ぶことも大切だと思います。
とにかく出来ることを全部やった方が良いです。
以上が、
今のところ思いついたことです。
ゆっくり考えれば、まだまだ書けることがあるかもしれませんが、とりあえず書き残そうと思いました。
僕は結構「ビジネスの勘所」が悪くて、三歩進んで二歩下がるみたいに歩んできましたが、少しでも誰かの知見になれば嬉しいです。
今日は、そんなnoteでした。
読んで頂いて、ありがとうございました!!
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