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【マーケ基礎】月間テーマを決める。

「今シーズンは、この商品に力を入れよう」
「来シーズンは、売り方を変えてみよう」

一見、計画性があるように感じますが、
これでは、次々と移り変わる、
お客さまのニーズ・ウォンツに対応しきれません。

少なくとも「月ごと」、できれば「週ごと」に、
販売戦略・販促戦略を立てるようにしてください。

とても面倒なことですが、これを実践するかしないかで、
売り上げに大きな差が生まれます。

戦略を立てるには、
月ごと(週ごと)に「テーマ」を決めることです。

2月なら、新社会人・新入生を
ターゲットにした売り方があります。
7月なら、アウトドア。
9月は、行楽。

など、さまざまな「旬」があります。

その「旬」に合わせた売り方をしなければ、
大きな売り上げは望めません。

「テーマ」を設定するのは、そのためです。

「旬だから、放っておいても売れる」という、
消極的な“待ち”のスタイルでは、
“そこそこ”しか売れません。

売れる時期に、
めいっぱい売り込むことが「販売力」なのです。

売れない時期に頑張って売り込むより、
この方が楽なのです。

その時期、その月に合った“売り方”がありますので、
「テーマ」を決めて、販売力を高めましょう。

では、「テーマ」を決める際の切り口を書いておきます。

●重点客層は?

どんなお客さまにアピールすれば、もっとも効果的なのか。

●重点商品は?

商品にも旬があり、
その時期に“売りやすい”“売れやすい”商品があります。

●重点地域は?

地元の行事やイベントに合わせた計画を立てます。
また、自店の強い地域・弱い地域へ、
どうアピールするのか。

●どんな手法で?

チラシでアピールするのか。DMなのか。広告。イベント。

これらの切り口を基本に、
月ごと(週ごと)の「テーマ」を決め、
それに沿った戦略を立てます。

つねに、『次の手』を考えておくことが重要なのです。

つまり、お客さまへの“仕掛け”です。

仕掛けは、面倒なことではなく、楽しいことです。

あなたがプロなら、楽しんで取り組めるはずです。

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佐藤きよあき
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