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売れるマーケティング戦略

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2021年4月の記事一覧

【売れるマーケ】常連さんと“サークル”を作れ!

芸能人のファンクラブやプロスポーツの応援団のように、 好きな人やチームを熱く支えてくれる人たちがいます。 お店でも、常連さんが自然発生的に 集まりを作ったりします。 応援してくれる人がいると、店主は心強く、 また収益的にも安定することが期待できます。 理想的な店舗経営だと思いますが、 どうすれば、応援してくれる人を 集めることができるのでしょうか。 お店や店主が魅力的であることが望ましいのですが、 簡単に作り出せるものでもありません。 そこで、応援団を作り出すための

【売れるマーケ】常連さんのお友だちを常連さんに!

お客さまが別のお客さまを紹介してくれる。 そんな繋がりが広まれば、 集客に苦労することはなくなります。 しかし、インセンティブをつけた、 単なる「お友だち紹介キャンペーン」をやっても、 “来て欲しい”お客さまが集まるとは限りません。 インセンティブ目当てに、 適当な紹介をしてしまう人もいるからです。 そんな紹介で、もし来てくれたとしても、 お店や商品を気に入ってくれる可能性は低いのです。 “お店に合った客層”ではありませんから。 お店を長く愛してくれそうな客層にア

【売れるマーケ】「集客一番商品」から「利益一番商品」への誘導。

お店によっては、“一番商品”が2つある場合があります。 利益は低いがたくさん売れる「集客一番商品」。 数は出ないが大きな収益を生み出す「利益一番商品」。 できれば、1つの商品で集客と利益を 同時に発生させることが望ましいのですが、 現実には分散しているお店がほとんどです。 やはり、単価の低い商品の方が集客しやすいのです。 ならば、「集客一番商品」で来てくれたお客さまに、 「利益一番商品」を買ってもらう方法を 考えれば良いのです。 たとえば、“特別会員制度”。 ど

【売れるマーケ】「下取り」「買い取り」で、来店促進を!

少し前、百貨店などで行われていた、 「下取り」「買い取り」セール。 不要なものを持ち込むと、 割引券や金券と交換してくれることから 人気となりました。 売る側としても、集客効果の高い販促策として、 一時的なブームとなっていました。 しかし、話題性が薄れるとすぐにやめてしまい、 最近はまったく聞かなくなりました。 この販促策をブームで終わらせるのは、 実にもったいないことです。 家庭では、常に不要なものが出てくるので、 少し時間が経てば、 また「下取り」「買い取り」に

【売れるマーケ】“迷ったら、これ!” そんな商品を作れ!

「肉寿司」を売りにする 寿司屋さん兼居酒屋さんがあります。 珍しい肉の部位が数多く揃っており、 それを使ったにぎり寿司も メニューにずらりと並んでいます。 当然、お客さまは迷います。 どれにしようかと迷いながらメニューを見ていくと、 最後の方に眼が止まります。 いくつかの「盛り合わせ」メニューが 用意されているのです。 ここで、お客さまの注文は決まってしまいます。 「盛り合わせください」。 店主曰く、 「盛り合わせを頼んでいただくために、  わざとメニューを多く