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売れるマーケティング戦略

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記事一覧

【売れるマーケ】「どんなものでも売れる」という発想を持て!

キューバでは、 カニが大量発生して困ったことがあります。 食べられるものかどうかもわかっていないので、 地元の人たちも獲ろうとせず、 処分するしかなかったようです。 そこで、政府の発言。 「中国人が来ても、役に立ちそうにない」。 昔から、 「4本足のものは、机と椅子以外なら何でも食べる」 と言われる中国人を茶化して言ったものです。 中国人は、この発言に怒ることもなく、反論しています。 「中国人をみくびってもらっては困る」 「我々は100通りの食べ方を知っている」

商人魂(繁盛事例):名古屋モーニングの起源は、“ガチャマン景気”。音を立てて押し寄せた、新たな喫茶文化。

名古屋といえば、モーニング。 全国的に知れ渡った、周知の事実。 喫茶店で飲み物を頼むと、 トーストやゆで玉子がついてくる、 朝限定のサービスです。 いまや全国から人が集まって来るほどの 観光資源だとも言えます。 このモーニングの起源は、名古屋ではなく、 名古屋の北に位置する一宮市だと言われています。 一宮市は、全国的にも有名な繊維の街。 街中に、糸を織る機屋(はたや)があり、 全国からいろんな業種の人が、 打ち合わせのためにやって来ていました。 その際、社内では機

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【売れるマーケ】上に立つ者の仕事は、“楽をする”こと。

タヒチのボラボラ島に滞在した時のこと。 個人経営の小さなホテルに泊まったのですが、 そこのオーナーを羨ましく思った記憶があります。 オーナーの仕事は、お客さまを空港からホテルまで、 モーターボートで送迎すること。 夕食時のレストランで、 テーブルをひとつひとつまわって、会話すること。 その席で、オプショナルツアーをお奨めすること。 ツアー客の出発を見送ること。 オーナーの働く姿を見たのは、たったこれだけ。 それ以外で見掛けたのは、一番良い場所に作られた、 オーナ

商人魂(繁盛事例):健在、ドライブイン! トラック野郎の聖地は、今日も旨い!

ドライブイン。 この懐かしき響きが、いま再び注目を集めています。 昭和の時代。 地道を走るトラックドライバーたちが、 ひとときの癒しを求め、 国道沿いのドライブインに集まってきていました。 ドライブインとは、 広い駐車場のある休憩場所のような施設で、 主に飲食店のことを指します。 長距離ドライバーのために、 仮眠する場所やシャワーのあるお店もあります。 高度成長期に爆発的に増えましたが、 高速道路の整備によって、徐々にその姿を消し、 生き残ったお店は静かに営業を続けて

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【売れるマーケ】回数券で確実な売り上げを作れ!

11枚綴りを10枚分の価格で販売する回数券。 常連さんの多い、喫茶店の珈琲チケットなどがあります。 バスやスーパー銭湯、 エステサロン、ネイルサロンなどでも販売されています。 1回分無料になることは、 お客さまにとっては非常にお得感があり、 さまざまなお店で取り入れられています。 しかし実際には、およそ1割引でしかなく、 “お得”と言えるほどの割引率ではありません。 商品・サービスを1割引で販売しても、 誰も見向きもしません。 しかし、“1回分無料”と言われると、

商人魂(繁盛事例):和菓子の大転換期! 伝統か? ネオ和菓子か?

いま、和菓子業界の売り上げが下降線をたどっています。 スイーツブームの中にあっても、 和菓子の人気は停滞しています。 あるアンケートでは、8割の人が 「和菓子が好き」と答えているにも関わらず、 あまり売れない状況が続いているのです。 この不思議な現象は、好きな和菓子の種類が 関係しているものと推察されます。 好きな和菓子を聞かれた時に持つイメージとしては、 「たい焼き」「今川焼き」「大福」「どら焼き」 「カステラ」「おはぎ・ぼたもち」「団子」 「煎餅」などが出てきます

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【売れるマーケ】神の力をお借りしろ!

何をふざけているのか? と思われるかもしれませんが、非常に真面目な話です。 かなり突拍子もないアイデアなのですが、 集客の可能性は大です。 商店街の一角、お店の敷地内に「神社」を作るのです。 小さな祠(ほこら)と、赤い鳥居を建て、 毎日、神に祈ります。 といっても、祈ってお店が繁盛するわけではありません。 その神社を建立した理由や、 祀っている神さまの逸話などを吹聴し、 口コミを広めます。 広がるうちに、神社のご利益がひとり歩きして、 噂が噂を呼び、お参りする人が

商人魂(繁盛事例):休憩所から目的地へと変貌した道の駅。その秘密は、徹底した“玉ねぎ推し”!

淡路島・鳴門海峡のうず潮を見下ろす地に、 「道の駅うずしお」はあります。 うず潮観光に来た人たちに、 淡路島の魅力を伝える施設としてオープンしました。 地元の海産物や農産物、お土産などを販売する他、 魚介類や野菜を使ったご当地グルメを 食べることもできます。 こうした紹介だけでは、 他の道の駅と何ら変わりがないように思えますが、 ここはひと味ふた味違っているのです。 正直、ダサいと言っても良いようなテーマを掲げ、 それを徹底することで、 大きな集客に成功しているのです

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【売れるマーケ】業種を変えず、別業態で儲けろ!

世の中には、お店の商品は埃をかぶり、 お客さまの姿もほとんど見かけないのに、 何年も営業を続けているお店がたくさんあります。 勤めに出ている主人の代わりに、 奥さんがやっていることもありますし、 おばあちゃんが年金を貰いながら 続けているお店もあります。 サイドビジネスで稼いで、 お店を維持している場合もあります。 しかし、そんな理由が当てはまらないのに、 潰れないお店が存在します。 暇そうに見える、そんなお店には、“裏”があります。 と言っても、怪しい話ではなく、

商人魂(繁盛事例):地域の“井戸端”。6個100円のたこ焼きが、下町の絆を紡いでいた。

「ただいま!」。 近所の中学生が学校からの帰りに、 店主とその妻に挨拶します。 それに答えて、「おかえり!」。 このお店の日常的な光景です。 ここは、大阪府守口市にある、 たこ焼きやアイスクリームを売る、個人商店。 たこ焼き6個100円。 いまどき、あり得ない価格で提供しています。 他にも、玉子入りいか焼き130円や カップ入りかき氷100円、アイスモナカ90円など。 そして、昭和の人間、特に関西人には懐かしい、 「ひやしあめ」「ひやしコーヒ」90円もあります

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【繁盛戦略読本】『小売店・店舗診断チェックシート』

ABCの3段階でチェックしてください。 特に、Cを選んだ項目について、 見直し&対処を考えることが必要です。 ■立地環境  ●車や人の通行量は、以前と比べて増加していますか。     A  B  C  ●街に活気があると思いますか。               A  B  C ■販売  ●売上高は、昨年と比べて、増えていますか。         A  B  C  ●粗利益率は、○%(業界平均値)を超えていますか。     A  B  C  ●客数は、昨年と比べて

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【売れるマーケ】「常識はずれ」は、新しいチャンス!

朝の4時、5時から開店する居酒屋をご存知でしょうか。 特殊なお店のように感じますが、 実はごく普通に存在します。 しかも、かなりの数です。 朝出勤して、夕方仕事が終わる方には、 ピンとこないかもしれませんが、世の中には、 昼夜逆転の生活をしている人がたくさんいます。 24時間稼働の工場、夜行バス、長距離トラック、 コンビニ、警備会社などの仕事をしている人は、 夜中働いて、朝帰宅し、昼間は寝ています。 そんな人たちの“アフターファイブ”に必要なお店として、 朝早くから

商人魂(繁盛事例):たかが、そうめん。されど、大行列。それは、70年前の名物づくりから始まった。

富山県上市町。 大岩山・日石寺の参道脇。 「ドライブイン金龍」。 夏になると、このお店には大行列ができます。 お客さまの目当ては、「そうめん」。 そうめんの産地でもないこの地に、 なぜ、多くの人が押し寄せるのでしょうか。 “夏と言えば、そうめん” というイメージを持つ人は多いのかもしれませんが、 最近の厳しい暑さで常時エアコンをつけているため、 冷たいそうめんを美味しく感じなくなってきています。 暑い中でこそ美味しいそうめんは、 生産量も減少しています。 また、そ

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【繁盛戦略読本】『飲食店・店舗診断チェックシート』

ABCの3段階でチェックしてください。 特に、Cを選んだ項目について、 見直し&対処を考えることが必要です。 ■立地環境  ●車や人の通行量は、以前と比べて増加していますか。     A  B  C  ●街に活気があると思いますか。               A  B  C ■販売  ●売上高は、昨年と比べて、増えていますか。         A  B  C  ●粗利益率は、○%(業界平均値)を超えていますか。     A  B  C  ●客数は、昨年と比べて

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