見出し画像

情報という鎖に繋がれたバリスタ達


科学技術も発展により、焙煎、抽出、栽培など細部までロジカルに考えられるようになった。
新しい技術が増えた結果、目の前の液体について深く掘り下げ続けてる。
これは素晴らしい事であり、変数の多いコーヒーを理解するために必要な事である。

コーヒー屋をやっていると、色んな質問をされる。
その中でも、数字に関する質問が圧倒的に多くなったように感じる。
僕はこの数字に関する質問は、あまり意味がないと思っている。なぜなら「適当」にコーヒーを淹れているからだ。

僕はこのNoteで、意味のない数字にとらわれたバリスタ達を情報の鎖から解放したいと思う。

世の中に溢れているメソッドやレシピは
検証する際の環境に対して調整した結果であり、今あなたの目の前にある環境とは全く異なる世界での数字を表している。

イベント出店しているコーヒー屋から、いつもと水が違うから美味しくできないという言葉をコーヒー屋の口からよく聞きます。
水が違うのは当たり前で、それを調整する為に存在するはずのバリスタが言い訳をしてコーヒーを出してくるのは非常に残念です。

「俺は豆の声が聞こえる」喫茶店のマスターが言ってそうな言葉ですが、コーヒーにストイックで自信がある人はこんな気持ちになる時もあるだろう。
もちろん、最終的な裏付けとして数字の確認はするが、僕はこの根拠のない自信という感覚は間違っていないと思っている。

SNS各種更新しています!
気に入っていただけた方はフォローよろしくお願いします!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?