【医学部受験】模試の目的/捉え方/活用(記述模試)
以前書いた記事の続きです。↓
今回は記述模試のことについて書いていきたいと思います。
1.記述模試を受ける目的
①解答の仕方の確認
自分が勉強して身につけた力できちんと解答して得点できたか→減点の理由や記述の仕方を学ぶ(数学や英作文など)
②問題形式と時間配分の練習
少ない問題数で思考力を問われる問題に対して、自分がどう解答できるかを学ぶ
→得意な形式や問題傾向がわかると大学選びの基準になる
2.記述模試の判定の捉え方
①実力は受け止め、気にしすぎない
実力として真摯に受け止め、弱点を強化することが必要ですが自分の志望大学と問題形式が全く違う場合は、あまり気にしなくていいと思います。
(例)数学→志望大が少数の難問を長時間で解く形式に対して、模試は高速処理型の問題だった場合 等
基本的に、二次試験は各大学によって傾向が違うので、記述模試の成績が二次の得点に直結しません。あくまで、全般的な力を知る目安くらいに捉えておくのが良いかと思います。きちんと復習をして、実力が足らない部分は強化しておけば良いのではないかと思います。
3.記述模試の活用
①学校選びの基準にする
自分に合った問題形式、配点の学校を選ぶと合格確率は上がるので、受験校に迷っている場合は、学校選びの材料に。
②記述の仕方を鍛える
自分の答案を分析して、減点されない解答ができるように対策に役立てる。
娘の勉強記録を見ると、記述模試に関しては共通テスト模試ほど復習に力を入れておらず、志望校の過去問を中心に二次対策を進めていたようです。
記述模試に関しては、実力を見る上で偏差値が参考になるとは思いますが、各大学で二次試験の形式が違うので、判定などはあまり気にせず、冠模試や過去問を活用していくのが良いのかなと思いました。