安心して買い物を楽しむ【エコバッグ】ちょこっとマナー
人材教育家でマナー講師の井垣利英です。2020年7月1日~いよいよ全国でレジ袋が有料化されます。この春から、エコバッグを使う人が2~3割増えているそうです。ただウィズコロナの中で、エコバッグから感染するのでは? と心配している人も多いようです。
毎日のように変わっていくコロナ情報の中で、20年7月上旬、買い物を楽しむエコバッグの【新しいマナー】を紹介します。ちょこっとマナーを意識するだけでOKです。
マナーは「思いやり」が大切です。思いやることで、相手に好感を持たれ、人間関係が良くなり、人生が豊かになります。形を暗記するのでなく、臨機応変に取り入れてみてくださいね。
◆エコバッグは複数枚を、ローテーションして使う
お店によっては、かごを取る段階で「レジ袋いりません」などのふだが置いてあります。その場合は、そのふだを利用して、レジ袋がいらない、エコバッグを持ってきている意思表示をしましょう。
エコバッグは、一枚だけでなく、複数枚持っておいてローテーションして使うのが安心です。私も複数持っていて、毎日、持ち歩くエコバッグを変えて楽しんでいます。これはウィズコロナの中で、自分を守るだけでなく、接する人たちへの心づかい=ちょこっとマナーでもあります。
エコバッグは探してみると、大きさ、デザイン、素材も、色々なものがあります。最近は、エコバッグがお店の記念品や、雑誌の付録になっていたりします。お気に入りの布を使って、エコバッグを作る人もいて、ウィズコロナの日々の中で新たな楽しみを見つけているようです。
◆お店のレジでは「自分で入れるので、大丈夫です♪」と笑顔で
レジで会計をするとき、店員さんがエコバッグに入れるサービスをしてくれるお店があります。この写真のように、ビニールの手袋をして、毎回、消毒スプレーをしているお店も。
このようなシーンで、気になる人は「自分で入れますから、大丈夫です♪」と笑顔で言って、買い物かごからエコバッグに自分で入れるのも、ちょこっとマナーです。
◆エコバッグを清潔に保つには
エコバッグの材質によりますが、綿やナイロン、ポリエステルなど、洗うことができるものは、使ったら毎回、手洗いするのが安心です。これは、こまめに自分の手を洗うのと同じ感覚ですね。
洗えない材質のエコバッグは、使ったら消毒液を含んだ布でふいて、太陽のもとで干せばOKだそうです。ちょっとひと手間が、大切なのですね。
◆まとめ
ウィズコロナの一つ一つの行動は、自分を守るだけでなく、周りの人たちを守るための「思いやり」なんだとしみじみ感じます。私たち日本人が、無意識のうちに出来ている人への思いやり、清潔な生活習慣は改めて素晴らしいことだと認識しました。
相手を思いやる気持ち=マナーをもって、さらに、コロナの知識を身につけて『正しく恐れる』ことをすれば、安心して新しい日常をおくっていけると思います。お互い、明るい未来に向けて、笑顔でがんばりましょう! がんばろう日本。