ここはどこでしょう?
こんばんは。きむきむです。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。
土曜日の夜は如何お過ごしでしょうか?先ほど地震大きかったですね。
ビックリしました。皆様のところは大丈夫でしょうか?
さて、昨日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の
森喜朗会長が女性への「女性蔑視」差別発言があったいうことで辞任されましたね。
面白おかしく話をしようと冗談でいったのを切り取られたのか、その方の考え方なのか、よく分かりませんが、最終的には日本もそうですが海外でも多方面から抗議のメッセージが出ていて、オリンピックのボランティア辞退者も800名近くいたみたいですね。
不適切な事を言ったのでしょうか、各方面のメディアや評論家が「この話題の波に乗り遅れるな!」の如く、寄ってたかってちょっと過剰にへの報道やコメントを出すのもどうかなとも思っています。
「TTPS」が称賛される中、報道もバズっている内容をマネて進化させるという感じなのでしょうか?
ちなみに、TTPSとは”(徹底的にパクって進化させる"の略で今は流行っている手法の一つみたいです。
話は戻して、今回の森前会長の発言が海外へは本当はどのような形で報道されているのかは承知しておりませんが、海外の男女差の垣根は我々が想像するよりも低くなりつつあるような気がします。
この場所はどこでしょう?
タイトルの上にあった写真ももう一度ご覧になっていただけるでしょうか?
あれはどこだと思われますか?
ライブハウス?現代アートギャラリー?ホテルかな?
さて何でしょう?
全然分からないという方の為にヒントです!
洗面台がありますね。
そして「EXIT」(出口)の文字・・・
どうでしょうか?
解答は
正解は2016年の撮影で恐縮ですが、両方の写真と共に、デンマークのコペンハーゲンのショッピングモールの中にあったトイレ写真です。
何か気づいたことありませんか?
びっくりしたのは
そうなのです。ショッピングモールのトイレは入り口は男女一緒なのです。
そして男性用小便用の便器はなく、全て洋式便器が並んでいます。
従って、女性が用を足している個室の隣で男性が用を足しているというのも普通です。
皆さん、どうですか?
私は最初はビックリして戸惑いました。
安全を確保するには?
女性としてはちょっと安全上の心配をされる方もいらっしゃると思います。
ここからは私の推測ですが、二つの方法で安全性を確保しているようです。
1)公衆便所の有料化
うろ覚えですが確かクローネでしたが日本円にして50円ぐらいだったような気がします。有料にすることによって、怪しい人が潜り込まないようにしているのかなと思います
2)監視カメラ
あともう一つは監視カメラがあったと思います。あまりトイレをキョロキョロしていると不審者だと思われると嫌だったでササっと見ましたが、個室にはカメラは付いていないものの、トイレの入り口や通路は付いていたと思います。
ビジネス的に見れば、男性の小便用便器を調達せず、全て同じ洋式便器にするのは同じ型の物を沢山購入できるし、トイレの設計もシンプルなので合理的でコストダウン効果がありそうです。
男女の象徴でも壁を取り払う
ある意味男女を分ける象徴の一つであるトイレが5年前の2016年でジェンダに対しての意識がこのような状況ですから、軽い冗談のつもりで言った内容もかなり注意が必要です。
女性の国の代表や企業のトップも登場している
政治でもビジネスでも女性の方が主要なポストに就くケースも増えています。
先ほど、おトイレをご紹介させていただいたデンマークでは最年少で史上2人目の女性の首相および社民党代表でいらっしゃるメッテ・フレデリクセン首相がいらっしゃいます。
また、北欧でデンマークのお隣の国であるフィンランドでは世界最年少で女性首相のサンナ・マリーン首相です。またこの内閣では女性が半分以上を占めているようです。
さらにGAFAの一角であるFacebookの最高執行責任者であり、2013年に”LEAN IN"が全世界で420万部以上ベストセラー作家も女性であるシェリル・サンドバーグさんです。
まあ、ただ一方、世界の23.6%を占める世界第二位の宗教であるイスラム教徒の結婚は一夫多妻制でちょっと異なる文化ですね。
世界は13.7%のヒンズー教もちょっと異なる価値観でイスラム教徒とヒンズー教徒を加えるとキリスト教徒より多いと言った感じです。
ということで世界は多様な価値観のるつぼです。
いろいろ難しいと思いますが、オリンピックのような参加国が190か国を超えるようなイベントを取り纏める場合には本当に言葉の選択を慎重にした方が良いと思います。
現在のようにインターネットニュースやSNSがあると言葉は思いもよらぬ方向へ一人歩きしてしまい簡単に拡散されますから慎重さが必要です。
森元首相がどのような意図でお話された分かりませんが、ひょっとして笑いを取ろうとして言ったという仮定ならば、私は話をする時に冗談は肯定派ですが、ネタを変える必要がありそうです。他者を使って笑いをとるのではなく、一番安全なのは自虐ネタかもしれません。
でも、菅首相も「ガースー」って自虐ネタを使って批判を浴びていましたか・・・・難しい。
あとついでに一言加えると、個人的には日本のマスメディアは今回は森前会長の発言が女性蔑視でクローズアップしていますが、それならば例えば「女子アナウンサー30歳限界説」なんて言うのもわざわざ「女性」そして「年齢」で分け隔てしてその対象年齢の職業の方々に失礼な気がしますし、変なプレッシャーを与えてどうなのかな!?なんて思ったりします。
どこまでジェンダーが進めば良いのか私には分かりませんが、多様性を受容しつつ軋轢を最小限に抑えながら、発言したり行動していくことが必要そうです。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。
来志プロデューサー きむきむ
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