ジャック・マー(馬雲)の本当の凄さ
みなさんこんにちは。
突然ですが、ジャック・マー(馬雲)という人物をご存知ですか?
知っている方が多いと思いますが、知らない人のために説明しておくと、アリババ社を創業した中国の起業家です。
中国本土の起業家で初めて「フォーブス」に名前が掲載されたり、ソフトバンクの孫正義氏からたった6分で20億円の出資を決断させたと型破りなことをやってのけた人物です。
近年、中国の精華大学が人工知能分野で大躍進していたり、中国発の会社がテクノロジーの最先端の分野で事業を展開していたりと、彼らから学ぶべき要素が多いと思います。そのような中国の大躍進の原動力になった人の1人がジャック・マー(馬雲)だと思います。
今回の記事では、私がジャック・マー(馬雲)がもっとも尊敬する経営者の1人である理由を3つに絞って説明し、その中で彼の本当の凄さが伝われば嬉しく思います。
それではよろしくお願いします。
⒈情熱的な彼の人生や経営に対する哲学
私が彼を尊敬する理由として、人生や経営に対する考え方にあります。
その1つが「永久不放棄」という精神です。
なんとなく推測できるかと思いますが、日本語に訳すと、「絶対に諦めない」という意味です。
アリババの経営哲学という本を読んだり、NewsPicksの進撃のアリババを通じて、彼の生き方を知りました。
それを知った上で読むと、この言葉の重みがひしひしと伝わるかと思います。
アリババの経営哲学という本は、ジャック・マー(馬雲)という人間がここまで成長するに至った考え方、世界を変える経営者は何を考えているのかが実感できる本なので強くおすすめします。
⒉ ビジョンとそれを達成するための行動力
みなさまが知っているような会社は、ビジョンや行動指針というものがあるかと思います。
なぜビジョンや行動指針があるのか考えたことはありますか?
前提として、組織だと多くの異なる考え方を持った人間がいるので、方向性を統一しなければ、組織として回すのは難しいです。
そこで創業者などの仕事に対する考え方や世の中にどのようなインパクトを与えるかを明文化して組織で共有するものがビジョンや行動指針だと私は考えております。
ジャック・マー(馬雲)のビジョンは2つあります。
・世界中のあらゆる商売をやりやすくする
・中小企業を助ける
この2つに至った背景は、アリババの経営哲学という本や多くの人が解説しているので、そちらを読んでくださると幸いです。
「永久不放棄」という言葉や2つのビジョンは、はっきり言ってとても単純です。
だけど、それを実行して、ここまでの完成度まで具現化できる人間は、少ないと私は思っています。
ここが彼の凄さでもあります。
⒊下剋上
ジャック・マー(馬雲)以外にも活躍している経営者は、世界にはたくさんいます。
Facebookのマーク・ザッカーバーグやGoogleのラリー・ペイジなどです。
私がたくさんいる世界で活躍する経営者の中でも、ジャック・マー(馬雲)を尊敬する理由として
上記にあげた2人などに比べて、幼少期の環境に決して恵まれているわけではない中、結果を出しているからです。
恵まれている環境とは、当時の段階で、親がエンジニアでテクノロジーに触れる機会が他の人に比べ圧倒的に多かったり、ラリー・ペイジ氏の両親のようにモンテッソーリ教育などを取り入れてみるなど非常に教育という面で優れた環境で過ごしているなどです。
それに対してジャック・マー(馬雲)は、環境という面でも恵まれていなく、当時から型破りな考え方を持っていましたが、特に芽も出ておらず、普通の人なら心が折れていてもおかしくないです。
私もジャック・マー(馬雲)のように、容姿が理由でKFCのバイトに落とされたり、3年間頑張ってやっと無名大学だったら、心が折れてしまうかもしれません。
でも彼は、乏しいリソースと独特で情熱的な哲学でここまで這い上がってきたと捉えることが出来ます。
「能力は、容姿に反比例する」という名言を残すなどかなりポジティブだなと感じました。
リソースが少ないから結果を出せないというのは、自分が作り出した言い訳だというのが彼の意見です。
自分も出来ない理由ではなく、出来ることに目を向け適切な努力をしていきたいと思いました。
さいごに
成功する人や自分が立てた目標を達成できる人と出来ない人の最大の違いは、「考え方」だと思います。
ジャック・マー(馬雲)の凄さは、この考え方にあります。
世界で活躍する方の多くは、彼らなりの独自の哲学を持っています。
私も彼らや過去未来の経験から学び、自分の哲学を養っていこうと思いました。
貴重な時間を割いて、読んでくださって、ありがとうございました。
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