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10年後の自分に伝えたいこと

みなさん、こんにちは。

突然ですが、みなさんは未来の自分へ手紙を書いたことは、ありますか?

人によっては、振り返ると、だいぶ恥ずかしいことを書いていた人もいたり、そもそも書いていたことすら忘れていた人もいたりすると思います。

私も書いていたことすら忘れていたひとりです(笑)

先日、友人と小学校の時の卒業文集を読んで語り合う機会がありまして、そのときに未来への自分へのメッセージを書いていたことを思い出しました。

そこには、今から10年前の自分が20年後の自分に向けてのメッセージが書かれていました。

現在、私が22才ですので、ちょうど今が中間地点ですね。

自分が小学6年生(12才)のときに書いたメッセージを読んだことがきっかけで、たくさんのことを考えたり、思い出したりしました。

今回は、「10年後の自分に伝えたいこと」をメインテーマとして、10年前の自分は何を思っていたのか、これからの自分は何を頑張っていこうかなどについても書こうと思います。

未来の自分が読み返したとき、過去の自分は何を考えていたのだろうかというのがなるべく伝わるように書いています。

場面によっては、そこは書かなくていいよねって内容が入っているなど読者の立場からすると読みづらいかもしれません。

しかし、かなり熱量を込めて書いたので、最後まで読んでくだされば、何か伝わるものがあるのではと思っています。

過去の自分の未来の自分へのメッセージ

表紙の画像が実際に昔の自分が書いていたものですが、小学校6年生ということもあり、字が読みづらいと思います。

ですので、今回の記事を書こうと思ったきっかけとなったメッセージを全て紹介したいと思います。

あえて誤字や脱字も再現しています。

「夢に向かって」

二十年後の未来の自分はたぶん機械せっけい(エンジニア)をやっていると思います。

ぼくの良い所は発表を良くする事と算数、理科が好きな事です。

それが理由で機械せっけい(エンジニア)が良いと思いました。

なりたい自分になる、自分にみがきを高めるためには、やっぱりたくさん勉強したり苦手な国語をがんばらなくてはいけないです。

二十年後の自分はどんな事があってもめげずにがんばっていますか?

きっとがんばっていると思います。

どんなかべがあっても乗りこえて下さい。

二十年後の自分は本当に機械せっけいの仕事をやっていますか?

夢が叶っている事を期待します。

最後に未来の自分は幸せですか?

ぼくは幸せになっている事を願っています。

どんなかべがあろうとあきらめず、大きな夢を叶て、幸せになっている事を心の底から願います。 

特に後半の文章を読んで、純粋だった過去の自分を裏切ることは出来ないなと感じましたし、これからもがんばっていこうと思いました。

10年後の自分が見返したとき、「どんな事があってもめげずにがんばっていますか?」「幸せですか?」という問いに対して

自信を持って答えられるようにこの10年間を生きていきたいです。

今後どんなことをやっていきたいか

ここまで過去の自分の未来の自分へのメッセージを紹介させていただきました。

ここでは、過去の自分のメッセージを踏まえ、今後どんなことをやっていきたいのかを出来る限り、書いていきたいと思います。

大まかにキャリアの面家族の面知的欲求の面の3つあります。

先に書かせていただくと、最初にあげさせていただく、キャリアの面が、今の自分の中で最優先事項だと考えています。

理由としては、「20代で積み上げた経験の蓄積」は、それ以降の人生において「複利」で効いてくると思うからです。

また家族の面知的欲求の面の目標到達度を上げるためには、まずはキャリアの面を固める必要があります。

それでは、3つ紹介させていただきます。

1つ目は、「その時々で自分と社会にあったキャリアを構築すること」です。

これだと抽象的すぎるので、これから少し深掘りをして、具体性を持たせていきたいと思います。

フリーランスや副業など、働く「個人」に対して、誰もが自分らしく働くことができる環境や社会インフラ創りを目指している会社を経営している株式会社ランサーズの秋好社長の言葉で、「働くこととは、自分らしさと社会がつながる瞬間」という言葉がありました。

この言葉に感銘を受けたと共に、「働くことの意味を常に問い続けてきた」「誰もが自分らしく働くことができるプラットフォーム」を創ろうとしている経営者の言葉の重みを感じました。

それも踏まえて、今の自分なりに考えた「自分らしく働くこと」という構想が下記のイメージです。

一言でいうと、エンジニア経営者教師の3つの職業を生涯かけてやっていきたいです。

3つの職業を生涯かけてやっていくと言っても、様々なパターンがあります。

20代でエンジニア、30代で経営者、40代は教師みたいに各職業を完全に分ける選択肢もあると思います。

ただ自分が考えているのは、最終的には、下記のように各職業で学んだことを別の分野で滑らかに転用させるイメージです。

テクノロジーエンジニアリングスキルを使って、社会問題ビジネスというアプローチで解決に導く経営者

ビジネス思考をもったエンジニアCTOとして教育事業に携わる

エンジニア経営を通じて学んだことを次の世代に伝える教師

細かく分けていくと様々なもっと多くの選択肢があります。

とにかく現時点ではっきりしているのは、

①まずはエンジニアリングスキルを極める

②そのスキルや自分の考え方をもとに尊敬する経営者のもとで働く、その人の技術的なサポートを通じて、多くの学びを得る

③視座の高まった自分の頭で考えて、次の一歩を踏み出すこと

将棋を通じて学んだ「3手1組」の発想です。

実は、下書きでは各職業への想いやこの3つの職業を軸として選んだ経緯も書かせていただいたのですが、また別の機会に書かせていただくことにしました。

2つ目の家族の面は、「幸せな家庭をつくること」です。

パートナーを幸せに出来る人間性経済力をもつことが不可欠だと思っています。

家族経営と例える人がいるなど、「小さな組織を幸せに導く」という理念のもと動いているのなら会社経営と似ている部分もあるかもしれないですね。

「幸せな家庭をつくる」のイメージは、クレヨンしんちゃんの野原一家みたいな感じです。

すごく単純ですが、これを達成するのは、簡単だとは思っていません。

簡単ではないと思う理由の一つとして、自分の育った家庭環境による影響があります。

実は、10年前の未来への自分へメッセージを書いた1ヶ月後くらいに母親が急にいなくなってしまいました。

それまでは、当たり前の幸せに気づかず、日々の生活が成り立っていたことに感謝せずに過ごしていました。

身の回りのことやお金のこと、家族や親戚の複雑な感情などを考える必要はなく、良くも悪くも本当に子供だったと思います。

幸せも油断していると、一瞬で崩壊します。

二度と味わいたくないあの空気感理不尽な体験誰にも理解してもらえなかった辛さ

この苦しさを味わったからこそ、自分のパートナーや子供には、そのような思いはさせたくないし自分としても、二度と繰り返さないぞと決心しました。

今の自分だったら、当たり前の幸せを当たり前以上に感じられると思います。

3つ目は、「自分の好きな勉強、研究を思いっきりやりたい」です。

勉強や研究というと堅苦しさを感じる人もいるかもしれません。

例えば、人によっては料理を極めるでもいいですし、e-sportsを極めるのもいいかと思います。

私は、昔から宇宙ロボット工学などに興味があります。

2045年には技術的特異点(シンギュラリティ)とかどうなっているのとかの楽しみもありますし、その時までに理系の学問を極めて、その時に起こっていることを自分史上最高に理解したいです。

また歴史などにも興味がある分野がありまして、自分で研究してみたいという感情があります。

歴史といっても数学的アプローチで研究している部分もあるという話を学者さんに聞いた事があるので、文系や理系などの境界線は自分はないと思っています。

文理問わず、自分が興味のある研究に没頭できることは素晴らしいことだと思います。

10年後の自分へメッセージ

20年前の自分の質問に心の底から「幸せ」と思える人間であってほしい。

本当は、かなりの長文を書いたのですが、いろいろ考えたあげく、1文になってしまいました。

想いとしては、今の自分が立てた目標に対して、到達度も大事だけど、その目標に対してどのくらい頑張れたか全力を尽くせたかという事がもっと大事で、それが幸せの土台にもなるのではと思うので、目の前のことに全力を尽くし、幸せに繋げていこうという感じです。

**さいごに

**

ここまで読んでくださった方には、少しだけでも私の考えに共感してくれていると嬉しく思います。

過去の自分のメッセージにより、今の自分が頑張らなければと思いましたし、この文章を書くきっかけにもなったという影響がありました。

未来の自分に対して、メッセージを書いて、それを忘れた頃に未来の自分が読めば、何かしらのセレンディピティがあるのではと、私は考えています。

過去に書いた自分へのメッセージの存在すら忘れていたあなたも、そのメッセージを読んでみたら、予想外の発見があるかもしれません。

ここまで貴重なお時間を使って読んでいただき、本当にありがとうございました。


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