ニートが宅建取ってみた③独学未経験で受験しました。
残り1分で問題の読み間違いに気が付きそのまま試験終了しました。
◯を探すはずなのに、✕になるものを探してしまいました。
しかも、◯がどれかというのはほぼ分かっていました・・・。
絶望と焦燥のなか、自分含め受験者たちは部屋をあとにしました。
みんなが駅に行く中、ぼくは駐車場まで歩いていきました。
前回いったようにおしりが激痛で、行きは20分で行けた距離が帰りは1時間くらいかかりました。
なんとか駐車場につき、車に乗り込みました。
宅建の速報待ちです。
宅建の試験は試験終了して数時間後には速報が出ます。
旧ツイッターとかで「宅建 速報」と調べるといろいろ出てきます。
持ち帰った問題用紙を手に持ち、速報に入力していきます。
自分の答えを入力すると点数を出してくれるサイトです。
結果はたしか37。
お??と思いましたが、速報の答えは時間とともに変わります。
その後再計算すると、34点でした。
素直にショックでした。
こんだけ頑張ったのに、おしりに爆弾をかかえるくらい勉強したのに。
ただ諦めの悪いので、もう一度問題用紙を見ると、迷ってどっちに◯したのか分からないところが数カ所ありました。
その数問を先ほどから数問変えて速報に入力したところ。
36点になりました。
超絶微妙なラインです。
ツイッターや講師のyoutubeでは大体の方が合格は38点と予想されてました。
もしかしたら37点かも、が少数いるくらいでした。
もし合格点数が37点だったら、、、。そう考えると震えてしまいました。
自分が36点で合格点数37点だったら、ラストほぼ分かってたのに問題の読み間違えで落としたあの1問がでかすぎるからです。
ただ落ち込んでいるだけでは勿体ないので、友達を急遽誘いご飯を食べに行きました。
激痛に耐えながらハンバーグを食べました。
そこから1ヶ月後。
結果発表の日です。
ギリギリ勢としては、あまりにも焦らされる期間でした。
朝発表してすぐにホームページで確認しました。
はがきを探して、リビングでテレビも付けずサイトを確認。
受験場所から入って自分の番号を探します。
まあダメだったんだろうな、来年も同じように勉強する気力ないな・・・と考えていました。
しかし、予想に反して自分の受験番号はありました。
「うっそ!!!!え!!!!がち!!!??!?えええええ!!!」
びっくりして軽くパニック状態です。
わけ分からなくなり、疲れて寝ていた親を叩き起こしました。
「これって番号あってる?!」
目をこすりながら確認してくれました。
「ほんとだ載ってる」
ということで自他ともに確認して合格が決定しました。
速攻額縁を買いに行き、今でも大切に保管しています。
宅建に合格したら、宅建士として登録し、その上で宅建士証がもらえます。
そして次の壁が現れました。
登録実務講習です。
宅建士登録は実務経験が2年間いります。
それをぶっ飛ばして登録するには、登録実務講習を受けなければいけません。
登録実務講習はちょっとクセのあるものでして、指定された民間企業が実施しています。
しかも講習日はテキストが届いてから1ヶ月以上開けなければいけません。
しかもしかも、みんなは合格発表前に予約しているので枠がかなり少ない状況。
しかもしかもしかも、登録実務講習を受けるには交通費合わせ3万近くいります。
ニート・・・どうする。