自責の念やら他責の念やら。

今日は非常に苦い想いをした一日であった。

いつものように受付から転送されてきた電話を取り、話を聞いているうちに相手を怒らせてしまい、「〇〇を読み上げなさい」といった場面に発展してしまった。

この時、私が取るべき行動は「ご自身でお読みください。」とつっぱねるか、「読み上げることは苦手なので、電話を代わらせていただきます。」と周囲を巻き込むかの2択だったように思う。

勿論後者を選んだ場合、更に怒らせてしまう可能性は十分にあったのだけれど。

しかし、悔しいことに、私はそこまで頭がまわっていなかった。

吃ることに怯えながら恐る恐る読み上げ、手は震え、全身が熱くなり、視界がぼやけ、言い間違えた時にはすみませんすみませんと繰り返した。

挙句、保留にし、涙が浮かぶのが耐えられなくなり、電話を代わってもらってしまった。

バッドエンド。
あまりにバッドエンドすぎる。

こういうときに、周囲に助けてもらうために吃音を開示して転職したはずなのに、上手く頼れなかった挙句、いい歳した大人が涙ぐんでしまった。

あれほど、入社面接で「組織の信用を下げたくないから、客観的に見て危ない場面は止めてほしい」と強く訴えたではないか。

その時の面接官に、今の上司がいるではないか。

頼らないでどうする。

でも、どうやって、いつ、対応を代わってもらえば良かったのだ。

繰り返しになるが、「読み上げ」はキツい。

吃音持ちにとっては、「書いてある通りに読む」ことは拷問に値すると私は思う。

でも、電話対応を代わってもらうにも脈絡が必要だ。

こうして今日も、涙という恥を晒し、悶々と苦い想いを抱え、明日に向かうのである。

ネガティブすぎる、自己中心的すぎると思われるかもしれないが、綺麗なことを言う元気は今のところ、無い。

今日は、書き殴って、終了だ。

同じ想い、抱えている方いますか?

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