春だから、休も。~春眠のススメ~
いつのまにかもう、かなり暖かい。
いつもお散歩する陽の当たる小道では、桜が8分咲きになっていた。
—春だ。
さて、前回のweekly Readingでは、「春は芽吹きの季節!!やりたかったことはこの機にトライするがいいよ!!」と書いた。(スキを押してくれた皆様、ありがとうございます!!励みになります♪)
これはマジでおすすめで、人生を前に進める好機!なのも間違いないのだけど、物事を進めるにあたってひとつ、大事な但し書きがある。
”行動せよ。
但し、日頃より入念なセルフケアを徹底すべし”だ。
冬は全生命が「こもる」時期で、行動力も落ちるし、テンションも上がりにくい。なぜなら、寒さに備えるため、細胞が自然と「縮こまり、かまえる」から。
春になって気温が上がると体は行動の準備を始める—「縮こまっていた細胞が一斉に緩みだす」のだ。
この時、私たちの体は一年で一番「過敏」になる。刺激に弱くなる。
「春が苦手」「春は体調を崩しやすい」人が続出するのもそのためだ。
それに加え、春は新しいものが怒涛のように流れ込む季節だ。
進学、進級、就職に転職。
こういった節目を迎える人はわかりやすいけれど、そうでない人も、環境がガラッと変わりやすい。
なぜならば、「新しいもの」が入ってくる前には「古いものが崩壊する、馴染み深いものとお別れする」流れが来るから。
私もこのところ、今までの仕事が突然キャンセルになった・・・やら、けがをして今まで通りの仕事ができなくなった・・・やらのエピソードをやたらよくきく。
人は本能的に変化を嫌う生き物なので、慣れ親しんだものとも別れからの新しい出会い、という流れは(それが楽しいものであっても)結構負荷が大きい。
だからこそ、今は。
いつもよりなお一層「ご自愛」していただきたい。
一番いいのは、眠れるだけ寝てしまうこと。ぽかぽかと気持ちがいい日差しを浴びてのお昼寝は、至福の心地よさである。
寝ないでも、お布団にくるまってごろごろするのも良い。
「春眠暁を覚えず」とはよくいったものだ。
昔の慣用句やことわざには、日々の暮らしの「お薬」になるような先人たちの知恵が込められている。
春は、みんな眠い=みんな、疲れやすい季節だよ!しょうがないね!!寝よう♪
ってことである。
そんなわけで(?)私は昨日18時に布団に入り、気づいたら翌朝の8時だった!(ど~~~~ん)
このところ仕事で気を張ることが多かったし、いろいろな試みも始めているので疲れがたまっていたみたいだ。
いろいろ動き出したい季節だ。その気持ちはすごくわかる。
だけれども、身体はこの世を謳歌するために与えられた大切で—有限な—乗り物で、そこがこれからの人生のベースであり、土台だ。
1にも、2にも、まずは、「ご自愛!!」
やりたいことを始めるなら、エネルギーがチャージされた状態になってから。
そんな感じで、いつもよりゆったりとした春を満喫してみてはいかがだろうか。
美しき日々を❤
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