わたしの気晴らし法
このご時世で、外出もままならない、でも仕事には行かなくちゃならない、どうすりゃいいの? とストレスたまりまくりですね。
ふだん、ごくフツーに暮らしていてさえ、なにかとストレスはたまります。
もう二十年ちかくになりますか、仕事のストレスで体調を崩しまして、心療内科に駆け込みました。なんとかもちこたえて今日に至ります。
振り返ってみるとこの間、自分なりの気晴らしというか、気分転換というか、自己治療というか、いろいろとやってみました。こういうことをしながら、なんとかかんとか生きてます😊
この機会に、そのもろもろをご紹介してみたいと思います。
1、走る
先輩が東京マラソンに出場したのに触発されて始めました。走っているときって、じつはいろいろなことを考えます。いいことも悪いことも。でも、走り終わるとなんだかスッキリ、全部解決したような気持ちになります。
2、泳ぐ
もともと体を動かすことは好きだったのですが、年齢とともに団体競技はむずかしく、また面倒になりました。泳ぐことは泳げるけれど、まるきり上達しない。オリンピックでの日本選手の活躍を見て目覚めたのです。上手く泳ぎたい。なかなか上達しませんが、泳いだ後のサウナがたまらんです。
3、落語を聴く
2009年に小学館から各週刊のCDマガジン「落語 昭和の名人」シリーズが発売開始されました。それまで、落語はなんとなく好き、というだけで、本ではだいぶ読みましたが、寄席に行くでもなく、テレビ、ラジオの落語番組を視聴するでもなく、レコードを聴くでもない、という付き合い方でした。けれど、これをきっかけに聴いてみようと思い立ち、聴き始めてはまってしまいました。ちょうどipodを手に入れたときでもあり、ランニングの時、通勤時間にとずっと聴き込みました。このシリーズはその後続編も出ました。あとは図書館で借りまくって聴いています。なんというかもうホントに名人芸とはこのこと。聴くほどにほれぼれして気持ちがほぐれます。
4、ラジオを聴く
ipodで移動中に聴く、という習慣がついて、前述の先輩ランナーと「走る時に何を聴いているか」という話をしたとき「ラジオもいいよ」と教えてくれました。早速小さな携帯ラジオを買って、十代の頃以来、再びラジオに親しむようになりました。テレビとは違ってパーソナルな世界がいいんですよね。いまはradicoやらじるで聴き直しができて便利ですけれど、基本ラジオはライブ感がいいなあ。
5、バカっ話をする
これは一人ではできないのですけども、ときには気のおけない友人とバカっ話をするのがいいんですねえ。なんの足しにもならないくだらない話。ま、愚痴でもいいですけども、「あんまり大きな声では言えないけど、家族にも言えないけど、聞いてほしい! 話したい!」ということもありますよね。もちろん酒が入ってもかまいません。ガス抜きというのとも違うんだな。その場限りの貴重なうたかたのひととき。
6、好きなものを食べる
べつに、高いものでなくてもいいんです。グルメでなくてもかまわない、ジャンクでもいいんです。食べたいもの、食べたくなるものってあるじゃないですか。ふだんは食べたくても、栄養がとか、健康がとか、ブレーキかけてるものってありますよね。たまにはいいじゃないですか、好きなもの食べましょうよ。
7、酒を呑む
これはじつはあんまりオススメできないのかもしれない、いや、オススメしてはいけないのかもしれない。なので、あえてほどほどに、ということにしておきます。けれど、酒飲みにとって「今日は何をツマミに何を飲もうか?」と考えることくらい楽しいことはありません。そもそも、年齢を重ねていくとですね、よっぽど病的でなければ、自然と酒量は減って、お店でも家でも適量に落ち着くものだと思います。陰湿になるお酒は絶対ダメですけど、友人とでも一人でも「酒は静かに呑むべかりけり」(若山牧水)で楽しみましょう。
8、温泉に行く
泊まりがけで温泉というのはおいそれとは行けません。銭湯でも十分なのですが、ウチの近所にはもうありません。そこでオススメがスーパー銭湯です。ここ半年くらい通っています。天然温泉で、いろいろな種類のお風呂があって、もちろんサウナもあります。朝ランのあと着替えて開店時間を狙って行きます。けっこう待っている人がいるんですね。昼間の酒もそうですが昼間のお風呂も最高です。小原庄助さんですね。ただ最近は感染症が気になって足が遠のいています。
9、かかりつけ医をもつ
心療内科に駆け込んだお話はしました。その後、担当の先生も何人か代わりました。それぞれとても親身に診ていただきました、寛解期となって長くなりますが、とても安心して診ていただける先生にめぐりあい、独立開業されたあとを追って診ていただいています。こころのことだけではなく、健康診断の結果を見ていただいてアドバイスいただいたり、なんでも相談できるお医者様です。月に2度の診察日が安心タイムにもなっています。
以上、私の気晴らし法をご紹介しました。