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指圧の基本の「キ」 第4回【二指圧(示指―中指の重ね二指圧)】

企画協力:木下 誠

本記事では、初学者のための指圧の基本テクニックを紹介していきます。一見、簡単そうに見えるテクニックにもコツがあり、また狙いがあります。意外とおろそかになりがちなだけに、治療家の方も改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。

第4回は二指圧(示指―中指の重ね二指圧)についてです。

二指圧(示指―中指の重ね二指圧)【良い例】

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二指圧(示指―中指の重ね二指圧)【悪い例】

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解説

前回は母指と示指の二指圧についてご紹介しましたが、今回は示指と中指の重ね二指圧のテクニック写真です。

このテクニックは狭い範囲にアプローチするのに最適です。鼻の両側部などがその代表例で、鼻づまりなどに効果があります。

やり方は示指と上に、同じ手の中指を重ねて示指の爪の腹で押します。

悪い例としては、鼻をつまんでしまってはいけません。小鼻をつぶしてしまうことのないように、的確にアプローチしましょう。

※本記事は、医道の日本社のWebサイトで2010年9月27日に公開されたものを元に作成しております。

▼『指圧の基本の「キ」』
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企画協力:木下 誠(きのした・まこと)
1953年、北海道生まれ。1976年、日本指圧学校(現・日本指圧専門学校)卒業。同年から2013年まで同校で講師として勤務する傍ら、1976~1991年、浪越指圧センター勤務。1991年、指圧の神陽館(現・指圧・鍼灸の神陽館)を開業。1995~2012年、筑波大学理療科教員養成施設講師、筑波技術短期大学(現・筑波技術大学)講師、東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科講師を歴任。また、2003~2009年にNPO法人日本指圧協会(現・一般社団法人日本指圧協会)理事、2016年から同副理事長に就任。2014年から横浜市立盲特別支援学校・理療臨床公開講座講師。また同年から木下指圧鍼灸塾を主宰して、指圧の指導を行っている。

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