第2ステージ 6日目
『4000万人の購買データから分かった 売れない時代にすぐ売る技術』
第2章 売れる法則の「基本」を知っておこう
P 083〜P 085
「ブランディング」と「値上げ」は常にセットで考えなさい
売上の3大要素のうち「客単価」について、
安くした方が売れると考える人が多いが、
消費者は往々にして「値段が高いモノ」に興味が惹かれるもの。
ルイ・ヴィトンやシャネルがもし1000円で売られていたら、欲しいと思う人はかえって減る
ガトーショコラで有名な「ケンズカフェ東京」
もともと貸切専用居酒屋だった。ガトーショコラが美味しいと評判になったため
居酒屋という業態を捨ててガトーショコラ一本で勝負することに。
しかし、成功した最大の要因は、美味しさではなく「価格設定」にある。
当初は1本1000円が今では3000円(税込)、強気な設定。
客が離れるどころか、ますます人気になった。
理由は2つ、
値上げによって「贈答需要」が生まれた
バレンタイン・ホワイトデー・ちょっとした手土産
1000円は安すぎて気が引ける#、3000円ならそれなりに奮発した感じが出て、自分の顔が立つと考える人が多い。消費者の心理をついた。
値上げによって商品の「イメージ」が向上した
消費者が商品を買うときに最も重視するのは「イメージ」
同店は「3000円もするのだから美味しいに違いない」というイメージづくりに成功したからこそ、高くても大いに売れている。
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