ビジネスで最も重要な概念「MC」について
こんにちは、イデトモタカ(@idetomotaka)です。
テコの原理を発見した、古代アルキメデスは言いました。
では、テコの原理をビジネスに応用したとき、「支点」はどこにあるのか。大学在学時から十数年、マーケティングとコピーライティングに従事してきたぼくの答えは「MC」です。
この note ではビジネスで最も重要な「MC」という概念について解説します。
■5秒で読みたい人向けまとめ
■8割の結果を生み出す2割とは?
自分でビジネスをするとき、分野も、技術も、国籍も年齢も性別も関係なく、うまくいくかどうかは(広い意味での)営業力にかかっています。とりわけフリーランスにおいては、営業から解放されるかどうかが、一つのバロメーターと言えるかもしれません。
※ここでの「営業力」とはマンパワーだけでなく、営業を不要にする商品力も含みます。
よほど恵まれていたり、特殊な状況ではない限り、はじめは自分で売り込みながら、やがてリピーターや紹介だけで成り立つのが理想です。
この「売る」ための活動が、いわゆるマーケティングやセールスですが、これらは突きつめると、究極的には「人間心理」を扱うことになります。そして人間心理を扱う上で欠かせないのが、「幸福の理解」です。
■幸福とは何か?
意見や考えは人それぞれあるでしょうが、表現は違えど世界中の宗教で共通するキーワードがあります。
それは、「魂の解放」です。
幸福の対義語である不幸とは、「囚われ」です。腰が痛い、モテたい、お金がない、仕事がつまらない……。仏教では一切皆苦と言いますが、世の中のあらゆるものは「苦」であり、それらからの「解放」が幸せなのだと。
夢中になっているとき、充実しているとき、なぜ幸せなのかというと、他のあらゆる物事から解放されているためです。
■幸福とは“願望がない状態”
歯が痛いから歯医者に行く。すると歯痛がおさまった。すると今度はお腹が空いた。パスタを食べて空腹を満たす。お腹がいっぱいになったところで、遊ぶお金がもっと欲しいことを思い出す。そこで……
と、その時々の苦から解放されるのは一瞬で、次から次へと「囚われ」がやってきます。ある人は言いました。
つまり「幸福=願望がない状態」です。そしてビジネスとは、相手の願望(苦)を満たす行為にほかなりません。
■人はMCのためならなんだってする
誰もが「幸せになりたい」と願っています。この幸せとは「願望がない状態」だと、先に述べました。
つまり「幸せになりたい」とは、「胸の内の精神状態(MC)を変えたい」ということです。
胸の内の精神状態を変える=メンタル・チェンジ(MC)です。
薬物やギャンブルを代表とする中毒とは、このMCに対する渇望です。
■まとめ
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。また書きます。
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■このnoteが本になりました
このnote「シン・フリーランス」の内容をベースにした、これからのフリーランスの生き抜き方を解説した本が出ました。ぜひご覧ください。
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