苦節23年、長かった
ぼくは心の病により、20歳から精神科に通院し、主にうつ状態の治療をしてきたが、ようやく初通院から23年後の最近、症状が落ち着いてきた。
二年前くらいから症状は良くなっていたが、最大で体脂肪37.5%みたいな状態になっていて、そこの対応ができておらず、男性ホルモンも低めになっていた。
秋より早速ダイエットに取り組み、減量に成功し、運動も続いているし、もうメンタルは大丈夫だろう。
しかしこのメンタルの病気、最近つくづく難しいと思うことがあった。運動を開始し、男性ホルモンも強化し、調子も良いので抗うつ薬を少し減らすことにしたのだが、数日すると動悸や不安が出てきた。つい先週くらいも落ち着かなかった。
それで運動が足りないからだ、栄養が足りないからだなどと考え、焦りながら色々と対処したが、それもあまり効果がないし、試行錯誤しながら、や〜っと抗うつ薬を戻すことにたどり着き、経過良好となった。
それにしてもきつい半生だった。
まず父親がアルコール依存症気味の人で、酔うとうるさく、ツケ代もかなりあったらしい。高校生の時にはこの父が気が狂ってしまうこともあった。
ぼく自身は思春期くらいからうつや不安が出て、アルバイトも上手くできないなか、奨学金返済が60万円あった。お金を稼げないので一時期は借金しながら働いていた。
お金だけでなく、薬物療法も上手くいかず、栄養療法も効果がなかった。科学で無理ならと霊能者に30万ほど払って拝んでもらうがまったく効果なし、というかなり厳しい状況に追いやられた。
大体これが25歳までで、この後も色々大変だったが、でも案外きれいに治った。生きてて良かった。