受験に伴う劣等感
はじめに
受験期になると多くの受験生がぶつかる問題「自分より周りがすごく見える現象」。これは非常に恐ろしく、辛いものです。僕もそのような問題に悩まされました、、、
某漫画の夜神ラ〇トのように全国模試1位のような秀才は悩まないかもしれませんが、そんな人はほとんど存在しません。
さて、私たちはこの問題にどう対処すれば良いのでしょうか?
憧れるのをやめる
誰しもが学力を欲します。それは当たり前なのですが、目的を見失うべきではありません。
おそらくこの記事を見ている人は、高校受験を控えている人々だと思います。この問題を抱える多くの人は、
「自分より周りの人のほうがよくできるように見えて、自分が本当に志望校に合格できるのかが不安」
のように思っているはず。
しかし、本来の目的は「志望校への合格」でしょう。決して、「人より学力を得ること」では無いはず。
あなたがもし周囲の人間より学力が低いとしても、それが不合格に直結するわけではありません。それは飛躍しすぎです。
この世の塾(若しくは学校)は生徒同士を切磋琢磨させることが多いです。その手法もたしかに効果的ではありますが、長い間そのような環境に身を置くことで、次第に他人と自分の成績を比べるのが癖になってきてしまいます。そんなとき、
「人と比べるな」
という言葉はみんな聞いたことがあるでしょう。ベタな言葉はあまり好きではないですが、これは的を射ています。
それはそうなんですが、、、
それができないんだよ!!
と私たち学生は思うのです。
人と比べるのをやめるには
まず、人と比べるのをやめるのはほぼ不可能だと僕は思います。おそらくそれは人間の習性的なものなので。
しかし、自らの考え方は変えられます。先ほども述べたように目的を見失わないことです。高校受験では、大体の学校にとるべき最低点の目安があります。過去問を解いてみてその点数を確保し、それをちょっと超えていたら、家でニヤニヤしたら良いのです。
受験当日は他人と競い合うことになりますが、自分より勉強ができる人を超えるより、自分と同じくらいの学力の人を少しずつ超えていくことが大事です。受験ではたった1点に多くの受験生がぶら下がっています。模試ではそれが如実に現れます。
志望校に合格するには、自分の目的をしっかりと意識しましょう。
最後に
ここまでの話はあくまで理想論に近いと思います。
実際自分の周りには優れた人がたくさんいるように見え、落ち込みます。しかし、そこで落ち込む時間は短く済ませましょう。
みんな言わないだけでそう思っているというのは本当です。言われても実感がないかもしれませんが、この問題が受験生あるあるとしてよく語られるということが、それを証明しています。そのような状況も受け入れつつ、やはり
「地道に努力を続けていくこと」
が大切です。そして、僕の考えを適当に書き綴ったこの記事が、少しでもこれを読んでいる人の支えになれば、幸福に存じます。
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