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良薬は口に苦し、万能薬ハーブ「マンジェリコン」について

皆さんこんにちは。
今日も少し健康について考えていきたいと思います。
皆さん、「マンジェリコン」というハーブをご存じですか?
奇跡のハーブといわれるマンジェリコンは、
日本ではあまり知られてはいませんが
健康的な生活を送りたい方におすすめのハーブと言わせていただきたい!
二日酔いやダイエットにも効果が期待され、お茶で飲まれることの多い植物です。

今回はそんな知られざる万能薬「マンジェリコン」についてまとめていきたいと思います。



マンジェリコンとは


 マンジェリコンとは、シソ科のハーブです。
日本へはブラジルから伝わってきました。
ブラジルに渡った移民が持ち帰ってきて、暖かい沖縄などに自生したといわれています。
最初に沖縄へと入ってきたマンジェリコンは現地では民間薬として親しまれていました。
マンジェリコンはシソ科の植物で、
シソのようにギザギザとした葉っぱの形が特徴です。

この葉っぱを生のままで摂取することもできますが、乾燥させたものをお茶にして飲む方が知られるようになりました。

夏から秋にかけてシソによく似た白やピンクの花を咲かせます。
そして、このマンジェリコンという名前は、
ポルトガル語の「バジル(Manjericão)」が語源として知られています。
実際はこの品種群は、バジル(Ocimum basilicum:和名メボウキ)そのものではありません。シソ科のハーブです。


マンジェリコンの使い方


 マンジェリコンは、前述ある通りハーブティーとして「マンジェリコン茶」として飲むことができます。
また肉料理やパスタに色味や風味を添えることもできます。
昔から民間療法で使われて、
主に血糖値・血圧の高めの方が葉っぱを煎じてお茶などにして飲んでいたという歴史があります。

現在日本では2種類のマンジェリコンが自生しています。
1つは、昔から民間療法で使われ、主に血糖・血圧の高めの方に対してお茶などにして服用されていたものがひとつ。
もう1つは、インドではフォースコリーと呼ばれていて、アーユルヴェーダー(伝統医学)で使われているハーブです。
ダイエットサプリメントなどの原料としてもしばしば使われているハーブです。


マンジェリコンの健康効果


インスリンの分泌を促進
インスリンとは膵臓から分泌されるホルモンの一種で、
糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持ちます。
マンジェリコンに含まれる特定の成分は、インスリンの分泌を促し
血糖値の管理に寄与します。
 
血糖値の調整
このハーブは血糖値を下げる効果があるとされ、
糖尿病の予防や管理に役立つ可能性が高いとされています。
 
高血圧の予防と管理
血圧を正常範囲に保つのを助け、心血管疾患のリスクを低減します。
 
アトピー症状の軽減
皮膚の炎症を和らげ、アトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果が期待されます。
 
花粉症対策
アレルギー反応を抑制し、花粉症による不快な症状の軽減に貢献する可能性があります。
 
◉ダイエット効果
体内の代謝を促進し、体重管理に有効なサポートを提供することが期待されます。
 
高脂血症の予防・改善
血中のコレステロール値を調整し、心血管系の健康をサポートします。
これらの効果はマンジェリコンが持つ多様な有効成分によるもので、これらの成分が総合的に作用することで、私たちの健康に様々な恩恵をもたらしています。


マンジェリコンの成分


 マンジェリコンは、カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルや食物繊維を多く含んでいます。
ミネラルは、骨や血液になったり、身体の機能を調節する栄養素です。
マンジェリコンにふくまれる細かい成分は以下の通りです。

 ○カリウム
バナナ、アボカド、パセリ、ほうれん草、さつまいも、大豆、ヒジキ、ノリ、などの果実、野菜、豆類、海藻に多く含まれているミネラルで、エネルギー、体力増進、塩分調整を行います。
摂取不足は、夏バテ、筋力低下、けいれん、不整脈などの原因、過剰摂取は、心臓麻痺の原因になることがあります。
 
 
カルシウム
骨や歯を構成するミネラルで、血液中や筋肉などにあるカルシウムは、神経苛立ち抑制、筋肉収縮等の働きがあります。
 
 
リン
体内のミネラルの中で、カルシウムの次に多いミネラルで、別名「骨のミネラル」と呼ばれます。リンは、マグネシウムやカルシウムと結合し骨や歯を形成する他、筋肉、脳、心臓などのすべての組織にも存在します。リンには、血液のPHコントロール、円滑な糖質代謝、肝臓や心臓が正常機能維持作用があり、乳製品、卵黄、肉類、胚芽、アーモンド、海草類などに多く含まれています。
 
 
オイゲノール
バジル、グローブ、バナナ、ナツメグなど含まれている香り成分で、抗酸化作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用、抗ヒスタミン作用、免疫活性の働きがあります。
 
 
タンニン
柿、栗、ワインなどの渋みが知られていますが、多くの植物の葉などに含まれているポリフェノールの総称で、動物や昆虫などに食べられるのを防ぐために作られています。渋く感じるのは、タンパク質と結合して収れんするためです。
 
 
メチルカビコール
バジル等に含まれているフェノール類の1種で、抗ストレス、抗ウイルス作用、抗うつ、抗痙攣作用の働きがあります。但し、メチルカビコールは、皮膚刺激性や軽度の毒性があり、動物実験では、発がん性が確認されていることから、安全性が憂慮されています。
 
 
樟脳(ショウノウ)
別名「カンファ」とも言います。クスノキに多く含まれている独特の香り成分で、無色透明の結晶です。水には溶けず、昇華しやすい性質を持っており、防虫剤、防腐剤、香料等として利用されています。
 


今回はマンジェリコンについてまとめてみました!
マンジェリコンには血糖・血圧対策として民間療法で使われてきた歴史があり、現在も何らかの科学的根拠があるのではないかと研究機関などにて様々な研究が進められているようです。
苦味があるお茶のようですが、皆さんも機会があったらぜひ飲んでみてください。
 

 
では、今回はこの辺で。
皆さんの毎日が健康でありますように!


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