新しさとは王道の先にある/センスは知識からはじまる
「センスは知識からはじまる」を読み、新しさについて考えるきっかけとなった。
Aを知れ
イノベーションはゼロからものを作ることではなく1から2を作ったり、AにBを掛け合わせてCにすること
Aを抑えていれば、A'を生み出すことができる
新しいものとは実はA’であり、Xまで飛んでしまうと市場に求められない
知識の集積が新しさ=イノベーションにつながり、そのためには、王道(A)を知ることが重要ということだった。
どんなものを新しいと感じるか
技術革新や発見で、これまでから想像が及ばないようなものが生まれた時、それを私が"新しい"と認識するのだろうかという点から考える。
きっと私はそれを"新しい"ではなく、"なんだからよくわからないもの"と捉えるだろう。
そこで気づくのは、"新しさ"とは"違い"であるということ。そして、その"違い"に気づくことができなければ、"新しい"と感じることができないということ。
"違い"に気づくには、Aを知らなければいけない。AとA'自体の距離やAを取り囲む環境上の位置をもってAやその他の製品との"違い"が認識される。
そして”違い”を生み出すにはというと、やはりAから始めるのが良さそうである。
新しさとは王道の先にある
センスは知識からはじまる。新しさとは王道の先にある。
なんとも鮮やかで心強く感じる内容で、基本や王道に丁寧に向き合っていこうと心を”新た”にできた。
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