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【授業の小ネタ②】おかしな発明品とお金を借りる方法。

どうも。いかたこです。

中学校で社会科の教員をしています。

今回は、授業の小ネタを2つ紹介したいと思います。

社会のしくみを少しでも身近に感じてもらえたらと思います。

よろしければ、最後までご覧ください。

※T(先生)とS(生徒)の対話形式です。

おかしな発明品

授業の内容は、消費者の選択です。

T:すごい発明をしてしまったかもしれません!

S:先生、急にどうしたんですか?

T:テレビのチャンネルを変えようと思ってリモコンが遠くにあると、めんどくさ!ってなりません?

S:確かにめんどくさいですね。

T:それで思いついたんです。遠くからテレビのリモコンを操作できるリモコン、つまり「リモコンのリモコン」があれば便利なんじゃないかなって。

S:それ要ります?二度手間になって逆に不便だと思いますよ。

T:えっ!?まだどこの会社もつくってなさそうだったから、すごい発明だと思ったのに・・・。

S:あんまり売れないから、どこもつくってないんですよ。

T:そうだったのか・・・。というわけなんです。

S:???

T:企業は売れない商品はつくらない。逆にいうと、売れる商品はたくさんつくるわけです。

S:まあ、そうですよね。たくさん売れたらそれだけ儲かるわけだし。

T:ということは、環境にやさしい商品がたくさん売れるとなれば、企業は環境にやさしい商品をたくさんつくってくれます。

S:私たちが何を買うかって結構大切なんですね。社会のことも考えて買い物しないとな~。


お金を借りる方法

授業の内容は、金融です。

T:いや~、本当に困りました。

S:どうしたんですか?

T:今月、買い物をしすぎてしまって、お金がないんです・・・。

S:それは自業自得ですね。

T:こうなったら、友だちにお金を借りるしかないですね。

S:そんなにお金に困ってるんですか!?

T:でも、人にお金を貸さない主義って言ってたしな~。お金を借りる良い方法ないですか?

S:倍にして返すって言えば、貸してくれるかも。もしくは、貸してくれたら何でも1つ言うことを聞くって言えばいいかも。

T:なるほど、貸したらいいことあるよって説得するわけですね。

S:ただ貸したお金が返ってくるだけじゃお得感がないですし。

T:そうですね。貸す人にもメリットがないと、お金の貸し借り(金融)は上手くいきません。貸す人のメリットには、利子などがあります。

S:利子って、返すお金にプラスで支払うお金ですよね。できれば、利子は払いたくないなぁ。

T:でも、利子がないとお金を借りることが今よりもっと難しくなるかもしれませんね。

S:なるほど。じゃあ、お金に困っている先生にトイチで貸してあげます!

T:もちろん、高すぎる利子はだめですよ〜(汗)。


まとめ

今回は授業の小ネタを紹介してみました。

私は授業の導入や、生徒の集中が切れてきたときなどに使っています。

おかしなことをやっているのは、授業のタネも小ネタも変わりませんね・・・(^0^;)

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、また。

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