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[舞台感想] ラブ・ネバー・ダイ:美はその対価ゆえに美なのか

[舞台感想] ラブ・ネバー・ダイ:美はその対価ゆえに美なのか

 どのバージョンであるにしろ、この、ベルエポックの時代の、クリスティーヌという天賦の歌姫と辛いハンデを背負った才能の塊のファントムと、それに巻き込まれる人々がうごめく世界観が大好きなんだなと、改めて気付かされたという話です。2回観た感想でがっつりネタバレします。

概要

 オペラ座の騒動から10年後の米国。マダム・ジリーとその娘のメグ・ジリーはファントムを匿ってニューヨークの海岸のサーカスのよう

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