見出し画像

【京阪・大江橋】江戸時代は流通の中心地も、乗客は淀屋橋に根こそぎ

こんばんは!鉄道ライター目指して108日目Kiyomizuです。
今日は京阪電車中之島線の大江橋駅です。

早速参りましょう。


大江橋駅の基本情報

大江橋駅は1面2線ホームの駅で、最大8両編成の電車が停車します。
一番短いものでも6両編成です。
交野線や宇治線も京阪本線の枚方市駅と中書島駅から分岐していますが、京阪本線に直通する電車はありません。
一方、中之島発の電車は全て京阪本線に合流するようになっており、中之島行きの電車も全て本線のどこかの駅から直通になります。

大江橋駅の周りはビジネス街でもあり、ちょっとハイグレードな飲み屋さんが沢山ある北新地もすぐそこという立地です。

ところがですね。ほとんど人がいないでやんす。
駅の内装も立派なもので、淀屋橋駅や北浜駅と比較しても新しくラグジュアリーな空間が演出されているにも関わらず。

その理由は何と言っても、淀屋橋駅が近すぎることでしょう。

最短の出口同士は200mくらいしか離れていません。
ほぼ橋を渡るだけ。
大江橋付近に用事がある方は、ほとんど淀屋橋駅を利用します。
大江橋を出るとすぐ横にあるのは、日銀大阪支店。
御堂筋を挟んで向こうにあるのは大阪市役所、堂島川を渡って少し歩けば大阪高等裁判所や、天満警察署など公的なものが揃っていますね。


大江橋駅を利用するメリット

あのね、我々スタッフ一同、探しました。
大江橋駅を利用するメリットはどこにあるんかと、一生懸命探しました。
でもね。。見つからんかった。ごめんね。。
だからね。改札もこんなガラガラなんです。

この日、大江橋の駅を出ると地上は「光のルネサンス2024」の客でいっぱいなのに!それでも、人々は頑なにこの駅を利用しません。
因みに、200mほど歩いた京阪本線のターミナル駅、淀屋橋駅では入口の階段で人が団子状態になっていて、なかなか中に進めない状況でした。

唯一メリットがあるとすれば、中之島始発の準急や快速急行のある時間帯を目がけてこの駅から乗れば確実に座れるということくらいでしょうか。

でもね。200m歩いて淀屋橋から乗れば、特急も準急も始発なので座れます。メリットが見当たらない。。
この駅からリーガロイヤルとか、グランキューブ行くときくらいしか使わなそうと思いました。

駅の構内に中之島の古い地図がありました。

江戸時代の大坂は天下の台所と呼ばれていましたが、その中心地がこの中之島なんです。全国から米屋特産品が集まってくる日本の流通拠点だったのです。
当時は当然ながら車もありませんので、重たいものを運ぶのに適している方法は舟です。両脇を川で挟まれたこの地形と大阪湾・京都へのアクセスもしやすい場所ということで流通に適していたのですね。


淀屋橋までの定期を持っていたら自由に出入りできる

守口市辺りから電車に乗ってみたけれども中之島行きだったなんてことありますよね。
皆さんもあるはずです。

「職場淀屋橋だから、まあ、京橋で乗り換えないとな~~」
と思っているそこのあなた。
そのまま中之島行きで大江橋で降りれば料金は同じです。
淀屋橋までの定期券があれば、大江橋で降りることも乗ることもできます。
たまには大江橋も使ってみましょうw

とはいえ、京橋で中之島行きと淀屋橋行きの連絡があり、先発の優先権は殆ど淀屋橋行きとなります。たまーーーーに準急中之島行きとかが、普通淀屋橋行きより先発することがある程度です。

近場にあるおすすめカフェやスポットは淀屋橋とほぼ同じです。
なぜなら場所が200mしか離れていないから。

ゆっくりお花摘みたいという方は、こちらのお手洗いはかなりきれいなので、おすすめです。

ほとんど駅のdisになったような。。
今日はこんなところで。
それでは。

いいなと思ったら応援しよう!