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#016:コト京都、好きなトコ3/真如堂と京 日吉神社
旅行先で朝の散歩をするのが好きで、この日も特に目的も決めずにたらたらと歩いて出会った風景です。
◆真正極楽寺(真如堂)
訪れたのはちょうど11月初旬の、紅葉狩りにはまだ早いけれど、徐々に気の早い葉が色づき始める頃でした。
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とても有名なお寺さんなので、詳しい情報はガイドブックをご覧いただくとして。
お庭が広いため、早朝に自分のペースで阿弥陀如来露仏、三重塔、そして京都・日本映画誕生の碑などを探しながら歩くのも楽しいし、営業時間の日中なら有料エリアの枯山水「涅槃の庭」とモダンな三井家ゆかりの「随縁の庭」を覗いてみたい!
一人で静かに行き当たりばったり、道に迷いつつ徘徊・・いえ、散歩するのにふさわしい場所だと思います。
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・安倍晴明復活に由来する『復活守』
そしていつもの訪問後の復習をしていて、「次回、買いたいなぁ」という面白いものがありましたので、ご初回まで。
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最近お守りは、800~1000円が相場の中、良心価格!(失敬)
授与品申込フォームから、通販していただけるそうです。
本郷さん 「真如堂には“真如堂縁起”という、室町後期の絵巻が伝わっています。応仁の乱の場面が描かれるなど貴重な史料なのですが、そのなかに“安倍晴明復活”の場面が描かれています」
『真如堂縁起』とは、その名の通り、真如堂の由緒や本尊の由来を絵で説いた絵巻物で、このなかに安倍晴明が登場します。“晴明が急死しそうになったとき、晴明の念持仏である不動明王が閻魔大王に直談判し、晴明が息を吹き返した”という場面が描かれ、その際に閻魔大王は「結定往生之秘印(けつじょう おうじょう の ひいん)」という金印を晴明に授けたといいます。
・・・実はこの晴明の念持仏である不動明王が、真如堂のご本尊の隣に脇仏として祀られ、なんと、閻魔大王に授かった金印も真如堂に伝わっているのです! この金印は、印影(紙に印を押したもの)を持っているだけでも「この世においては天寿全う、来世においては往生極楽」できるという驚くべきパワーを授けてくれるそうで、本堂の授与所で授与されています。前述の「復活守」も、晴明の復活伝承を元にして作られたということです。
撮影禁止の堂内の写真もあり、さすがJRの取材力!
ライターみさごさんの好奇心旺盛なインタビューも素敵。
朝が早かったこともあり寺務所に気づけなかったのですが、真如堂は安倍晴明の復活関わるお寺さんだったのですね。陰陽師ファンには、なんともソソる話!
長患いの復活だけでなく、営業成績のV字回復、スポーツ中の怪我からの再起、もしや復縁などにも効果があるのか?!等々、意外と「復活」ってニーズのある言葉ですね。
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今は11月15日の十夜結願大法要も終わって、ちょっとホッと一息な見頃のお庭なんだろうなぁ。
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「タレコ封じってなんこと?」と調べてしまった。昔も今も思いは変わらんね、と。
◆京 日吉神社
真如堂の後、まだ時間があったので裏手を抜けて遠回りして宿に戻ろうとしたら、駐車スペースの向こうに鳥居が見えて、迷い込みました。
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左が子猿を抱く子守り猿で、右が厄除長寿の桃を抱く長寿猿、だとか。
比叡山から阿弥陀仏を移して真如堂を創建された際に、比叡山の守護神 日吉の神様を勧請されたのが神社の始まりとか。八坂神社も紐解けばお坊さんの建立という説があったり(祇園社はその名残?)、建仁寺と恵比須神社、比叡山延暦寺と日吉神社の関係も興味深いし。神仏一緒なのは、ヒンズー教と仏教がミックスしていたりするのと似たものがありあそう。
ちなみに、日吉神社のお猿さんは「神猿(まさる))」といい、魔が去る(猿)ため、厄除けのご利益があるそうです。
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撫でると何かご利益があったはずだったのですが、駒札を撮影してくるのを忘れました。
ガシガシ撫でたのになぁ。。
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無計画旅礼賛
旅行はある程度の予習をして、「この日の午前中はここに行って、午後はあっちにいって」とスケジュールを立てて巡りたいタチなのですが、今回の旅はいきあたりばったりが多くて「これでええんやろうか」という少しの不安がありましたが、「無計画でないと、真如堂の手水に映る美しい紅葉も、京 日吉神社の朝の美しい色合いも、見つけることもなかったなぁ」と思うと、偶然に身を任せる余裕をそろそろ身につけて、道草の出会いを喜ぶ旅というのを楽しめるお年頃なのかも、など無計画旅礼賛してみたりしておりました。
また無計画っぷり、書きます。
参考情報:
「そうだ 京都、行こう。」「正真正銘のゴクラク」 モミジの真如堂を訪ねる
人文研究見聞録(じんぶんけんきゅうけんぶんろく)浄土寺 日吉神社 [京都府]
貴重な情報をありがとうございました。