余寒(よかん)について
こんにちは。ictmと申します。
2021年は、立春が2月3日です。
立春は暦の上で春が始まる日です。
そこで今回から春の季語を紹介いたします。
今回は、角川学芸出版編『俳句歳時記第五版春』
角川学芸出版、2018年
21頁以下21頁に載っている
「余寒」という季語と俳句を紹介いたします。
「寒明け後になお残る寒さをいう。」
次に「余寒」という
季語が使われている俳句を紹介いたします。
「鎌倉を驚かしたる余寒あり」
高浜虚子が作った句です。
この句について私の推測を書きます。
この句は、鎌倉という地を驚かすような寒さを描いたのか、
または鎌倉に住んでいた人々が感じたであろう寒さを描いたのか
はたまた作者が鎌倉と結びつきがあり、
余寒という季語と組み合わせたのか、などという推測をしました。
最後に私が、「余寒」という季語を
使って作った句を紹介いたします。
「今日という真っ白な日に余寒かな」
この句は、私がここ数日
何が起こるか分からないなあというわくわく感と感じていることと
余寒という季語を組み合わせて作りました。
今後も、自分の感情をうまく取り入れて
俳句を作っていきたいです。