Chromebookでルビが振れない?その解決方法とは
1. Chromebookでルビを振ることができない
Chromebookを使用していると、テキストにルビを振る際に困難を感じることがあるかもしれません。ドキュメントやスライドを作る際、ルビを振ることができなくて困っているという声が、多くの先生方から集まっています。ワーク教材などにルビを振ることができないのは結構厳しいですよね。現状では、パワーポイントを使うときのように上に小さく文字を入れたり、漢字(かんじ)のようにカッコを使ったりしているようです。
2. ルビが振れない原因とは?
Chromebookでルビを振る機能がデフォルトでサポートされていないようです。
3. 解決方法:拡張機能がインストールできない場合の対処法
拡張機能をインストールすることで改善はできるみたいですが、学校では県が許可しておらず、インストールできません。そこで、ルビを振ることにこだわらず、漢字と文章が読めればいいという考え方に変更しました。そこで編み出した方法が、ユーザー補助機能の活用です。生徒が読めない漢字や文章を機器に読んでもらう方法を考えました。
4. ユーザー補助機能の設定方法
Chromebookでユーザー補助機能を活用するための具体的な設定方法を紹介します。これにより、生徒が読めない漢字や文章を機器に読んでもらう方法を実現する手順を解説します。
①ランチャーを開き、設定を開く。
②「ユーザー補助機能」>「テキスト読み上げ」>「選択して読み上げ」をオンにする。
③下のバーにこのマークが出てきたら設定終了。
④スピーカーマークを選択し、実際に読んでほしい文章のところにカーソルをもっていくと、読み上げてくれる。
次の文章に行きたい場合は◯で囲まれたところを選択する。
また、読み上げる速度をかえることもできる。
5. まとめ:ユーザー補助機能の活用で可能性を広げる
Chromebookのユーザー補助機能を最大限に活用することで、児童生徒の実態に応じた機器の活用が可能だと思います。
今後もより良い設定を模索していき、共有していきたと思いますので、よろしくお願いいたいます!