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「ここで働けて幸せ!」と思える職場を作るリーダーとは?
こんにちは!iCPです。
今日は「リーダーとは?」について考えてみたいと思います。皆さんの周りには、良い影響を与えるリーダーがいますか?それとも逆に、ちょっと困ったリーダーが思い浮かぶでしょうか?
一般的なリーダーの定義
まず一般的なリーダーの定義を調べてみました。
「一般的にリーダーとは、他者を導く存在、指導者、先導者、統率者などの意味を持つ言葉です。ビジネスの現場では、チームや組織を目標達成に向けて率いる役割を担っています。」
確かに、組織を目標達成に向けて束ねて引っ張っていくイメージあるのではないでしょうか。
しかし、組織にはその人数だけ多様な価値観が存在しています。リーダーが目標達成だけを追い求め、個々の価値観を無視してしまうと、組織全体に悪影響を与える可能性があります。
iCPのリーダーの定義
iCPのリーダーの定義は「周りに良い影響を与えられる人」です。
この記事では、クリニックを例に、周囲に良い影響を与えるリーダーの一例と、反対の悪影響を与えるリーダーを比較してみます。
例:周りに良い影響を与えるリーダー
目標:診療の待ち時間を30分以内に短縮する。
行動1:目標を共有し、スタッフを巻き込む
リーダーはまず、クリニック全体に目標を伝え、スタッフを巻き込みます。“患者さんの待ち時間を減らすために、みんなの力を貸してください。どうすれば改善できるか、一緒にアイデアを出しましょう。”
行動2:スタッフの意見を尊重
受付スタッフから提案された事前問診票のオンライン化について、全員の意見を取り入れながら計画を進めます。“受付スタッフから素晴らしい提案がありました。他のみんなはどう思いますか?”
行動3:承認フィードバックと感謝
実施後、患者さんからの喜びの声をスタッフに共有し、感謝を伝えます。“新しいシステムのおかげで患者さんから喜びの声をいただきました。みんなのおかげです、本当にありがとう!”
結果:
小さな成功体験の共有により、「自分もクリニックの成功に貢献している」と実感し、貢献意欲が向上。
チーム全体の一体感が強まり、エンゲージメントの向上。効率的な運営が実現。
患者満足度が向上し、再診患者が増加、口コミから新患も増加。
例:良くない影響を与えるリーダー
目標:同じく診療の待ち時間を30分以内に短縮する。
行動1:指示だけでチームを動かそうとする
リーダーは具体的な理由や背景を説明せず、ただ指示を出します。“待ち時間を短縮するために、問診票をオンライン化します。受付と看護師はすぐ準備して、期限は今週中です。”
行動2:意見を聞かない
スタッフが「準備に時間が足りない」と訴えても、“忙しいのは当たり前です。言われた通りやってください。なんで出来ないの。”
行動3:成果のみを重視
“患者数が増えたからこれでいいですね。オンライン化によって発生した現場の問題は他メンバーで解決していってください。”
結果:
スタッフが不満を抱え、「やらされ感」が強まる。
チーム内の雰囲気が悪化し、離職者が出る。
短期的な目標達成はあっても、長期的な成長には繋がらない。
上記は極端な例でありますが、他にも
新入職員のAさんが、毎朝元気よく「おはようございます!」と笑顔で挨拶します。その姿を見た他のスタッフも自然と笑顔になり、職場全体の雰囲気が明るくなりました。これもAさんなりのリーダーシップであり、周囲に良い影響を与えています。
リーダーというのはこういう経験を積み重ね、実践し、良い影響を与えられる人のことと、iCPは考えます。
リーダーだけでなく、個々人が良い影響を与える、リーダーシップを発揮できる組織文化を作っていきましょう。
それができたら「ここで働けて幸せ!」と思えるクリニックになります。
あなたも今日から、周囲に良い影響を与えることを意識してみませんか?仲間のことを考えて、ほんの小さなことから始めるだけでも、職場が変わるかもしれません!