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忙しい院長へ:年末年始に考えたいおすすめテーマ3選

こんにちは、iCPです。クリスマスが過ぎると、一気に年末らしい雰囲気が漂いますね。年末年始は休診となるクリニックや病院も多いのではないでしょうか。

院長先生や理事長先生におかれましては、この休診期間を活用していただきたいことがあります。
日々の診療や業務に追われる中、クリニックの目指すべき方向性(ミッション・ビジョン・バリュー、または基本理念)について振り返る時間を確保することは難しいかもしれません。

「自分が本当に大切にしているものは何か?」
「自分にしかできないクリニック経営とは何か?」

こうした問いに向き合う時間がなかなか取れないというのが現実かもしれません。

患者さん一人ひとりと真摯に向き合いながら、経営にも尽力されている先生方のご姿勢には、いつも深い敬意を抱いております。そんなお忙しい先生に、今回は年末年始にぜひ取り組んでいただきたい3つのことをご提案いたします。

  1. 自己理解

  2. 自分の資質を知る

  3. 自分らしいクリニック経営

一つずつご紹介します。

1. 自己理解

自己理解とは、自分の価値観や強み弱みなどを見つめ直すことです。
先生はご自身がどのようなことに価値を感じ、何に情熱を持ち、どのような願望をお持ちでしょうか?
ご自身の強みや弱み、対人関係や行動パターンについて、どれほど把握されていますか?

日常では、こうしたことをゆっくり考える機会は少ないかもしれません。この年末年始、ぜひ一度、これらの問いを自分自身に投げかけてみてください。

2. 自分の資質を知る

次に、「自分の資質を知る」ことについてお話しします。
資質とは、生まれ持った特性やポテンシャルのことです。例えば、「好奇心」「共感力」「忍耐力」といった資質は、環境や経験を通じて磨かれ、具体的な能力として発揮されます。資質を理解し、それを活かすことができれば、より自分らしい成長や成果を引き出せるでしょう。

資質を調べるためのツールとしては、ストレングスファインダーやエニアグラムなどが知られています。また、無料のツールとして性格診断テスト(こちらから)やその他にもさまざまなツールがあります。
少し時間がかかるものもありますが、この年末年始の空いた時間に、ぜひ試してみてください。

こうした取り組みを通じて、自分らしい力を発揮できるようになります。また、組織内で他のスタッフの資質を知ることで、適切な役割分担や業務の効率化にもつながるかもしれません。


3. 自分らしいクリニック経営

自己理解と資質の理解を深めた上で、今のクリニック経営が先生ご自身の価値観や特性を十分に活かしたものになっているか、改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。

「自分らしく経営できるクリニック」は、忙しいながらも楽しいものです。その楽しさや生き生きとした姿は、共に働くスタッフにも波及します。
「院長、なんだかとても生き生きしてますね!」
「私たちも元気をもらいます!」
「朝から頑張ろうって思えます!」
そんな声がスタッフから聞こえるようになるかもしれません。

実際にiCPがサポートしたクリニックでは、スタッフからこんな声が寄せられました。

「院長が変わった!」
「院長が目指すクリニックのミッション・ビジョン・バリューを一緒に実現したい!」


生き生きと働く院長先生がいらっしゃるクリニックは、スタッフも患者様も自然と笑顔が増えるものです。結果として、患者様に対してもより良い診療やサービスを提供できるのではないでしょうか。


年末年始のこの時期、患者さんの駆け込み受診や年内に片付けたい業務に追われ、大変お忙しいことと思います。休診中にはぜひ、心身をゆっくりと休めてください。そして、少し時間ができましたら、今回ご提案した3つの取り組みについてお考えいただければ幸いです。

今回は一部をご紹介しました。さらに深く掘り下げて、伴走させていただいております。iCPは、経営者である院長がイキイキと自分らしく働けるクリニックづくりのサポートをさせていただきます。iCPの取り組みや導入クリニックの事例はこちらからご覧ください。

診療・経営の両面で努力されている先生方には、深く感謝と敬意を抱いております。どうぞ素敵な年末年始をお過ごしください。