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24歳、何を食う#5「温かいもの、甘いもの」

日に日に気温が下がり、秋というか少しばかり冬すら感じる今日この頃である。
外に出て新鮮な空気を吸い込めば、何となく秋の香りがするような気がする。
小さい頃、母と2人でイチョウや紅葉など綺麗な落ち葉を拾いに行ったことを思い出した。
寒い朝に、幸せな記憶で心がほっと温かくなった。

※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。

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それでは、本日の食事記録に移ろう。
朝は通称「いつもの」。
母特製の具沢山味噌汁と、私特製の納豆丼である。
寒くなってきたので、生姜入りの味噌汁がより美味しく感じられる。

昼はメインに、豆乳クリームシチューを作った。
まずは、おつとめ品だったサラダ菜ときのこのサラダを食べて、血糖値の上昇を抑える。
シチューの具はさつまいも、にんじん、玉ねぎ、ブロッコリー、鶏ささみ、マッシュルームの7種類。
さつまいもは火が通りにくいので、先にレンジで熱を加えておくのがポイントだ。
じっくり煮込んだわりににんじんが少し固かったので、同じように少しレンチンしておいても良かったかもしれない。
具材を最低限の油で炒めること、鶏ささみを使うことで低脂質にアレンジした。
バターやチーズを使わなくても、充分クリーミーで濃厚に、美味しく仕上げることができた。
また、とろみをつけるのには小麦粉ではなく、米粉を使用してグルテンフリーを実現。
芋類の糖質はかなりのものなので、今日は米を食べるのをやめて、炭水化物が重ならないように気をつけた。
米にシチューをかけるのはとても美味しいけれど、さつまいもをたっぷり入れたことで満足度が高く、米を食べずともお腹いっぱい、大満足なお昼ごはんであった。

夜は、ご飯兼オヤツの役割も兼ねたものにした。
そろそろ甘いものが食べたくなってきたのだ。
お豆腐を使った、チョコケーキのようなものを作った。
ネットにあるレシピを少しアレンジして、刻んだ素焼きのナッツを入れてみた。
なんとこちらのスイーツ、全量食べても糖質10g以下なのである。
おからパウダー、卵、豆腐、ラカント、純ココア(砂糖の入っていないココアパウダー)、ベーキングパウダーと、電子レンジがあればすぐにできてしまう。
ラカントとは?という方は以下を参照してほしい。

食物繊維やたんぱく質も取れて、その上低糖質低脂質という、食事に気をつけている私にとっては願ったり叶ったりなスイーツだ。
私は冷やして食べたかったので、昼に作って冷蔵庫で寝かせておいた。
もちろん、出来立ても美味しいと思う。
寒くなってきたし、秋は何故だか食べ物がより美味しく感じられるしで、シチューや甘いものがじんわりと身体に染み渡る。
お供にと思って用意したノンカフェインのごぼう茶も、香ばしくて美味しかった。

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職探しの方も大変順調である。
今日は履歴書を書き、証明写真を撮り、午後は再びキャリアカウンセラーさんの元へお邪魔してきた。
明日は添削してもらった履歴書を仕上げ、志望動機の作成と、少しだけ面接対策ができればいいな、と思っている。
読書、自炊、家族や友人との交流など息抜きの時間をしっかりと確保しながら、前向きに職探しできている自分に驚く。
何をするにも後ろ向きで、自分を必要以上に卑下し、責めてばかりいた頃の私とは大違いだ。
辞められない仕事なんてない。
とって食われるわけじゃない。
そう思うだけで、まずはチャレンジしてみようという気になれる。
あくまで自身の心と身体を最優先し、時には思い切って挑戦することも忘れずにいたい。
明日も、美味しいご飯が食べられますように。

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