見出し画像

さらば、2024年

2024年12月30日。
昨日、怒涛の10連勤を無事終え、私は束の間の休暇を与えられた。
明日は人生初の夜勤が待っている。
とはいえ今日は丸1日休みなので、一旦仕事のことは忘れて(忘れられないが)年末ならではの雰囲気を味わおうではないか。

昨晩は、母と連勤お疲れ寿司パーティーを開催

今朝、いつもより45分遅く起きた私は、出勤しなくて良いという事実を噛み締め、喜んだ。
控えめに朝ごはんを食べ、自室の掃除をし、ストーブに灯油を入れ、加湿器を洗い、溜まった洗濯物を一掃した。
念願の休日とはいえ、家事はしたい。
そもそも家事をあまり苦と思わないタイプなので、黙々とこなしていく。
淡々と家事をしているうちに心が平坦になり、なんだか落ち着くのだ。
年越しは仕事だけれど、せめて自分の部屋は綺麗にしておきたかった。
その方がなんだか、良い年を迎えられるような気がするのだ。
さらに洗濯物や灯油汲みなどの地味に面倒なタスクを終わられておくと、未来の私が楽できるので良い。
スーパーでの買い出しも終え、すっきりとした気持ちで新年を迎えられそうだ。

お昼は、頻繁に通っているカフェに母とランチに行った。
今月中旬に開催された読書会以来、忙しくて行けていなかったので、ゆっくりとご飯を食べたいと思っていた。
外食することで風邪などをもらうといけないので、年内はもう行けないかも…と思っていたのであるが、やっぱり行くことにした。
通勤のバスやスーパー、そもそも職場でもらう可能性だってあるのだから、行きたい気持ちを我慢することはないと思ったからだ。
幸い店内には私たちだけで、穏やかに過ごすことができた。

ルーローハン

マスターの作るルーローハンがあまりに美味しく、しみじみ感動してしまった。
スパイスだろうか、噛むたびに色々な味がして、味覚が楽しかった。
絶妙な火の入れ加減の目玉焼きも、最高だ。

サラミピザ

ちゃっかりピザも頼んだ。
小さめサイズで、母と半分こして丁度いい。
食後の紅茶(母はコーヒー)を頂き、胃袋も心もすっかり満たされてしまった。

楽しいランチタイムの後は、雪かきである。
ついに全国ニュースになってしまった私の住む町の雪は、「10年に1度」というレベルのものらしい。
スキー場と、小さな子どもたちしか喜べない雪である。
若者ですら大変なのだから、年配の方にとっては、まるで地獄みたいなものだろう。
職場に来る人たちも皆口を揃えて「今年の雪はおかしい」と言っているし、私もそう思う。
去年は自宅にある融雪機を1度も稼働させずとも問題無かったのに対し、今年は既に2回も稼働させている。
日頃の鬱憤ごと消し去ろうかと言わんばかりに、母と私は素晴らしい連携プレーで、融雪機に雪を放り込んでいく。
溶かしても溶かしても余ってしょうがない雪を、魔法で消してしまえたらいいのにと思った。
1時間近くも雪かきという名の全身運動を続けたのだから、お昼に食べたルーローハンとピザのカロリーは、きっと帳消しだろう。

夜は、一足早く年越しそばを作って食べた。
私の年越しは、労働、労働、労働である。
したがって、呑気に年越しそばやおせちを食べている暇はない。
しかし、やっぱり年越しそばは食べたい。
というわけで1日早いが、自己流で作って食べることにしたのである。

天ぷらは脂っこくてあまり好きではないので、メインの具材は鶏肉と2種類のきのこにした。
ネギ、とろろ、わかめをトッピングして完成だ。
昆布出汁の香りがふんわりとして、しみじみ美味しかった。
蕎麦などの温かい麺類は冷めるのが嫌で、早食いになってしまうのが玉に瑕であるが。
デザートに、近所のお菓子屋さんの和菓子を3つ、厳選して買ってきたのを食べた。
どら焼き、焼きくるみ餅、胡麻大福。
どれもこれも美味しく、番茶とよく合った。


なんだか今日が大晦日な気がしてしまいそうだけれど、本番は明日なのだ。
明日は夜勤に向けて、夜ご飯はヘルシーに、軽めにする予定だ。
さすがに昨日の夜から今日にかけては贅沢しすぎたので、明日は仕事モード(健康モード)に切り替えよう。
昨年は事務職に就いていたので、年末年始は非常にゆったりと過ごせた。
今年は打って変わって、ハードな年越しになるだろう。
さて。頑張ろう、私。頑張れ、私!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集