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24歳、何を食う#9「初めての生春巻き」

無印で、暖かそうなルームウェアを買った。
私の好きなクリーム色で、ふわふわと手触りのいいルームウェア。
着心地もとても良く、買った当日から活躍してくれている。
きっと秋はあっという間に過ぎて、寒い寒い冬がやってくる。
青森の冬はとても寒いので、寒さ対策はしっかりとしたい。
ルームウェアの他にも、もこもこのルームソックスや湯たんぽなど、無印へ行くと欲しいものが目白押しで困ってしまう。
欲しいものが思い浮かぶ度、転職活動のためのガソリンのようなものになって、「頑張ろう」という気持ちになる。
自分へのご褒美に、きっと買うのだ。

※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。

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さあ、今日も元気に食事記録をしていこう。
朝は、「いつもの」だ。
母特製の具沢山味噌汁と、私特製の米なし納豆丼。
3個入りパックで売っているお豆腐のサイズが丁度良く、その上に納豆を載せ、その上からさらに様々なトッピングをしている。

昼は、これまたずっと作ってみたかったベトナム料理に挑戦した。
メインは生春巻き。
ライスペーパーで、野菜やら肉やら魚やらを包むアレだ。
初めて作ったにしては上手く巻けたと思う。
巻く作業自体もとても楽しくて、いくらでも巻き続けられそうだった。
野菜のシャキシャキ感と、エビやサーモンの柔らかさ、ライスペーパーのもちもち感で、食感がとても楽しいものだった。
酢を効かせたタレとの相性も抜群だ。

半分にカットする前の生春巻きたち
カラフルで目が楽しい

そしてカオマンガイ。
カオマンガイとは、鶏のスープで炊き込んだご飯の上に、茹でたり蒸したりした鶏肉のぶつ切りを載せた料理で、甘辛いタレをつけて食べるものだ。
ライスペーパーと炭水化物被りしてしまうため、今回は上に載せるチキンのみを用意することとした。
鶏胸肉を茹でて、ネギや生姜、にんにくの入った、甘辛いタレをかける。
タレのレシピをアレンジして、糖質オフに仕上げた。
噛めば噛むほど美味しいチキンに仕上がって、大満足である。
汁物は、フォー。
なんとなく耳にしたことはあるかもしれないが、食べたことはなかったので、それっぽいものを作ってみることにした。
具材は、豚肉ともやしとねぎ。
レモン汁や鶏ガラスープを使用するところが、なんとなくベトナムっぽいなと思った。
チキンの茹で汁を使用したからか、コクがあってとても美味しかった。

午後は、仲のいい友人とカフェにてお茶。
私はいつも通り紅茶で、今日はアッサムにした。
島で働いていた間も、ずっと心の支えになってくれた友人。
無事に再会し、お土産を渡すことができた。
彼女といると時間を忘れて話し込んでしまう。
話題は途切れることがなく、途切れてもそこに残るのは心地いい沈黙だ。
これまでのことや今のこと、そしてこれからのことをたくさん話した。
彼女の存在が私にとっていかに大切か、改めて実感した。
次の仕事が決まったよと、良い報告ができるよう頑張ろうと思った。

夜は、何度も作ったことのある、ご飯兼オヤツのドーナツにした。
おからパウダーを使った焼きドーナツで、揚げないし、小麦粉を使わないしで、とても体に優しい。
3つ全部食べても、ミスドのオールドファッション1個の糖質にも及ばないという優等生。
おからパウダーのおかげで腹持ちもいいし、ほろほろとした食感とやさしい甘さで、心も身体もホッとするドーナツだ。
ごぼう茶と素焼きのナッツも一緒に食べた。

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転職も4回目にもなれば、色々な部分で慣れを感じることが多くある。
書類の作成や面接練習など、ああ、そういえばこんな感じだったなあと、早い段階で頭や身体が思い出してくれる感じだ。
しかしながら面接日が決まって、それを待つ時間の居心地の悪さ、ソワソワ感は慣れるものではない。
様々な仕事を経験し、間違いなく自信がついてはきたものの、この不安感は毎度毎度味わっている気がする。
そういう時こそ深呼吸して、「なるようになるさ」と自分に声をかけてやりたい。
明日も美味しいものを食べて、前向きに頑張れますように。

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