
9/9 心の静けさ
今日も朝から行きました。大阪クラシック、第11公演。
なんばにある、カフェ・ド・ラペにて。明るくて開放的な店内。
今日は運良く、見やすい席に座ることができた。
フォーレのシシリエンヌ、すごかったー!
不思議な懐かしさ、ふかい慈しみ。
わたしは知らなかった、オーボエがこんなに軽やかで重厚な音が出る楽器だったなんて。ほんとに、これがプロフェッショナルの演奏なのだ。わたしは息をすることも忘れて、その手の動き、表情、空気の流れにただただ圧倒されていた。
生演奏でなきゃわからない感覚。好きな曲をこんなに間近で聴くことができて幸せ、最高の贅沢。フォーレ2曲、ドビュッシー、プーランクといったフレンチ盛りだくさんのプログラム。
アンコールはカーペンターズのトップ・オブ・ザ・ワールドだった。なんといっても、おじさんたちが楽しそうに演奏しているというのがいい。
ピアノの女性も、これまた美しいのだ。しなやかで、凛として。
観客もみんな微笑みながらリズムに合わせて体を揺らす。胸が熱くなるような、不思議な感覚。その愛情深い空間に、明日からまた頑張っていくための力をもらう。すごかった、かっこよかった。生のものを見るって大事だな、とつくづく思う。
カーペンターズを口ずさみながらなんばの道具屋筋商店街で買い物をする。充電が切れていたpaper shootもちゃんと復活させて持ってきた。
今日も喫茶Kにいく。スコット・ハミルトンがかかっている。ん〜最高。
1週間分の献立を立てて、買い物も済ませた。今夜はラザニアとジャーマンポテトをつくった。気分がいいから水羊羹までつくった。食前と食後のお祈りもきちんとした。
最近ちょっと自分を見失っていたけど、だいぶ回復した。大阪クラシックのおかげだと思う。明日からも、こうやってゆっくり自分の中の静けさを大切にしていこう。