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【餃子を想ったらシューマイにも気づこう】モーニン167日目

今朝はセキさんがお友達を連れてご来店。

前日の朝に立ち寄って「明日2人で来るから」とわざわざ予告してくれた。

セキさんはモーニングを始めて777番目(日々両手に収まる客数によりカウント可能)を見事にゲット。

次のピッタリ1000番目が決まるまで、現状我が町一番のラッキーガールと銘打ってプリントした写真を店内に飾っている。

モーニングの予約なんて初めてだったので前日から何作ろうかと頭を賑わす。

実は前回も一度連れてきてくれたのだが、申し訳ない事にその時は”コーヒーしか提供してない月間”を店主の独断で施行していた。

珈琲以上に私の作る場当たり的な朝ごはんを気に入ってお友達にお勧めて来店するも、食べれなかった苦いトラウマがそうさせたのであろう。

思えば前週から

「いちょうさん。来週は何を出すんですか?」

と一人で来たセキさんにお粥セットを提供していたので、珈琲とマッチしないモーニングではお友達もきっと首をかしげてしまうと懸念したのかもしれない。

そう、私の突拍子もないモーニングは「日替わり」を良いことに最近はお粥にハマってしまい。週2,3のペースで作ったりする。

セキさんのお友達は息子の嫁に「いいですねぇモーニング」と背中を押されて来店されたそうな。一回目がお粥だったらさぞ報告が難しいであろう。

満を持してのモーニングは

トマト&たまごとラーメン屋から頂戴したチャーシューの細切れをスライスチーズで挟み、オレガノを少々振りかけたピザ風hotサンドと、当のセキさんから頂いたトマトペーストで作ったカブとカボチャのスープに、ヨーグルトデザート。

ラーメン屋の恩恵とお客の提供品の織りなす他力モーニングと言えよう。

両奥様は本日のメニューを気に入ってくれたらしく満足そうであった。

2人して写真をパシャパシャと撮ってくれた時は何ともむず痒かったが。

カウンターの端でお喋りに花が咲いていた。

お友達には2歳になるお孫さんもいて、家族と一緒にシューマイ作りをした折、幼児は見事に一人で包んだそうな。

「既に中華料理人の才能を開花させたのですね」

等とキャッキャしていると、シューマイは本当にお手軽に作れるからとお勧めだという話になり、餃子と違って手を一切汚さず作れる利点を強調されていた。

確かにシューマイ...

たまに家で餃子は作りたくなるが、シューマイの存在を久しく忘れていた私にUFOの如く後光が差す広東小吃がクルクル回りだす。

(手軽に作りおきしてモーニングで提供するか…お粥を中華風にして、シューマイ添えて...)

私の傾向としてイメージを膨らませるメニューに限って、朝の胃腸を考えない方向で突き進むことがよくある。北京育ちとしては、珈琲より豆乳の方が馴染み深かったりして。

気づけばカフェの概念をチャイナモーニングで革命しようとしている私がいる。

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