世界を変えるのは「認識」だ
「金閣寺」三島由紀夫
世界を変えるのは「認識」ではなく「行為」だ。
日本文学に触れておこうと購入。
1950年の寺僧による金閣寺放火事件を下敷きに1956年に三島由紀夫が執筆。
想像だにしない戦中戦後の狭い世界が物語の舞台。
しかしながら重厚で時に難解な文体で強く想像力を掻き立てられ、非常に疲れる一冊。
要約記事やコンテンツも押さえて、ようやく辻褄の合う「難しい古典文学」となりました。
言葉を選ばす言うと、「おかしくなってしまった人」の頭の中を巧みな描写でよく捉えていて感嘆のひと言。
狂気に突っ走る思考展開はガツンと頭を叩かれた感じ。
おすすめはしませんが名著であり怪著です。
私は世界を変えるのは「認識」だと思いますし、そう生きてきましたし、生きます。
みなさんもいい一日を。
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