マリンブルーの歌
マリンブルーの歌
揺れる 軍隊 の 死んだ父
バット が 漏れる
マリンブルー !
正義 は まぶしい
機械 は 気持ち を めざめる
それから ぼく は 処女 を ずうずうしく 捨てる
コンパス が 優しい
病院 は うれしそうに 優しい のだ
1985/6/2 15:33. 一陽
1985年に催された「TOKYO ART CELEBRATION」に制作者の一員&パフォーマーとして関わっていた。
以下 「TOKYO ART CELEBRATION」企画者、及川広信氏の記事より抜粋(Lunami Journal 1985.7月ー8月 39号より)
「鈴木志郎康、清水哲男、さとう三千魚の詩人のトリオでなされた「ポエム・マシン」は、ワープロとパソコンによって詩が作られる。
それは以下の質問にただ答えるだけでよい。
食べたいものは?
血液型は?
今の気分は?
好きな色は?
文房具の名前をなにかひとつ挙げよ。
あなたの体の中で好きな部分は?
etc
3人の詩人があらかじめ入力したことばと、ランダムにえらんだことばと、この質問への答えのことばがインプットされ、用意されたプログラムを通って、詩が作られる……」
こうしてできたものが上記の詩である。
私は密かにこの詩が気に入っている。
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