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恋のお話 プレゼント

昔話を書くために過去の記憶を辿っていたら
恋のエピソードを一つ思い出した49歳です

25年以上前の私は
一人称が僕でした

これは
そんな僕が
彼女を喜ばそうと
プレゼントを渡す昔話



彼女はいつも笑わない

僕といるのがつまらないから?
僕の話題がつまらないから?
僕が君を好きだって気持ちがつたわらないから?

喜ばせようと
気を引こうと
僕はいつも彼女のことを考えていた

彼女の笑顔を僕は知っている

その笑顔は僕には向いたことがない

微笑んでくれるのが精一杯

にっこり笑って欲しかった

たたそれだけだった

彼女の誕生日

彼女とのデートの終わりに

彼女の前に にぎった両手をそっと差し出す

僕「どっちがいい?」

戸惑う彼女

そっと僕の左手を指差す

僕「あたり」

僕が左手を開けると
彼女の誕生石が埋め込まれた
シルバーの指輪

彼女は微笑んだ

別れ際

僕は彼女のカバンに
右手に隠していた
誕生石が埋め込まれた
ピアスをそっと忍ばせた

次のデートの時
彼女は誕生石の埋め込まれた
指輪とピアスをつけてきた
僕が好きだと言った
白いワンピースを着て

彼女は微笑んでいた

にっこり笑って欲しかったが

今はそれでいい

僕はそう思った




嫁さんバレンタインデーには
チョコくれないってさ(笑)

さて
今日はにんにくがっちり入れたラーメン食べて
二人で幸せなゲップをしよーっと!(笑)

ゲップのお話(笑)


いつも笑顔でファンキーに!

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