光る君へ(12)吉高由里子さんと黒木華さんの演技・大河ドラマで学ぶ脚本テクニック
大河ドラマ「光る君へ」が面白い。ということで、「「光る君へ」で学ぶ脚本テクニック」と題した動画を作っていくことにしました。動画といっても内容はスライドとテキストなので、noteにも載せていきます。今回は第12回の学びポイントです。
歴史の知識や「源氏物語」については一切触れませんので、予めご了承ください。
今回の学び
先週、こういうインタビュー記事を目にしました。記事によると、道長役の柄本さんは作者の大石先生に「ゴッドファーザーのアル・パチーノのような道長をやりたい」と言われたそうです。
先々週の動画でちょうど「道長の物語はゴッドファーザーの物語と同じだ」と指摘したところだったので、「やはり」と思うと同時に、ちょっとびっくりしました。
というのは、主人公の「マイケル」ではなく、俳優の「アル・パチーノ」という名前を出しているからです。
つまり大石先生は、物語やキャラクターだけでなく役者の演技までイメージして、こうおっしゃっているということです。
演技って何?
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