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「ビジネス x リベラルアーツ」の可能性を探る

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哲学、歴史にアートに文学(そして文化人類学!)。ビジネスとは関係がなさそうなリベラルアーツの知識を、日々の仕事に活かすための視点や方法について考えていきます。
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#ストーリー

ストーリーとナラティブについて考える:その2 「ストーリーがある」とは、何があることなのか?

ストーリーとナラティブを例にして、カタカナで表現される専門語用語について考えています。 前回は、ストーリーやナラティブの分かりにくさがどのように生まれてくるのかについて考えました。 一般的な話としては、「ストーリーとは?」「ナラティブとは?」と、それぞれの要素をバラバラに考えることもできるけど、具体的な話になれば、2つの要素はつねに物語の全体と深く結びついている。 だから、ストーリーを考えるにせよ、ナラティブを考えるにせよ、つねにさまざまな要素で成り立つ、「システム」と

ストーリーとナラティブを考える:その1 システムのつながりでとらえる

前回のマガジンの記事からだいぶ時間が経ってしまいました。 これまでは、専門用語で表現されることの意味を単に「知識」として貯えるのではなく、自分自身の経験や関連するさまざまな言葉とのつながりの中で理解することが大事だという話をしてきました。 そこで、これから何回かにわたって、具体的な例を引きながら、これまでに考えてきたことの意味を検討していきたいと思います。 検討する専門用語は、「ストーリー」と「ナラティブ」 ここ数年、ビジネスやマネジメントの分野でもストーリーやナラテ