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ステキな文章の書き方/一日一微発見046

西荻を歩いていて古本屋で出会い頭に、白洲正子の単行本『ものを創る』を買った。
1979年刊だから、もう40年前の本で、和紙を使い、ケース入りなのに、たったの千円だった。
見たことのない、小さな本だった。
ますます本など読む人がいなくなるから、よい本を手に入れるチャンスともいえるだろう。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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